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パイオニア、ドラレコやデジタコなどとシリアル通信できる業務支援用ETC2.0車載機「ND-ETCS20B」
クラウド型運行管理サービス「ビークルアシスト」のETC料金管理にも対応
2017年11月21日 16:18
- 2017年12月上旬 発売
- オープンプライス
パイオニアは、業務支援用ETC2.0車載機「ND-ETCS20B」を12月上旬に発売する。価格はオープンプライス。
ND-ETCS20Bではシリアル通信に対応。別売りのシリアルケーブル「CD-DS220」(オープン価格)を使い、シリアルポートを備えているドライブレコーダーやデジタルタコグラフ、タクシーメーター、ETCプリンターなどにETCの利用料金や通過したゲートの情報を送信可能となっている。これにより、利用データを活用して高速道路などの利用履歴の管理やリアルタイムな有料道路の乗り降り管理などが行なえるようになる。
また、パイオニアがラインアップしている業務用カーナビゲーション「B.PROカーナビ」シリーズの「AVIC-BZ500-B2V」「AVIC-BX500-B2V」ともCD-DS220で接続可能となっており、パイオニアが提供しているクラウド型運行管理サービス「ビークルアシスト」によってETC料金などの利用履歴を管理できる。
このほか、付属するGPS内蔵アンテナによって交通情報、災害情報などのリアルタイム情報を受信し、音声によってガイダンスする「GPS付発話型タイプ」となっており、高速道路を利用しているときに渋滞発生箇所を迂回して走行したときに通行料金の割り引きが適用される「経路情報を活用したサービス」に対応。さらに「特殊車両通行許可」を簡素化する業務支援用ETC2.0車載機向けの「特車ゴールド」制度も利用できる。