スズキは12月14日、ハイトワゴンタイプの新型軽自動車「スペーシア」「スペーシア カスタム」を発売。同日に都内で記者発表会を開催した。価格はスペーシアが133万3800円～158万9760円、スペーシア カスタムが157万6800円～190万8360円。このほかスペーシア、スペーシア カスタムのグレード展開などの詳細は、関連記事の「スズキ、『スペーシア』をフルモデルチェンジ。『後退時ブレーキサポート』『ヘッドアップディスプレイ』軽初採用」を参照していただきたい。
本稿では発表会で撮影した新しいスペーシア、スペーシア カスタムを写真でご紹介する。
ベースモデルに位置付けられるスペーシア。ボディサイズは3395×1475×1785mm（全長×全幅×全高）で、ルーフレール装着車（写真）は全高が15mm高まり1800mmとなる スペーシアはルーフやドアミラーなどをホワイト、またはブラックにカラーリングする「2トーンルーフ」を設定。それぞれシルバー塗装のルーフレールが装着される 「スーツケースのキャスターをイメージした」というデザインのフルホイールキャップを標準装備。タイヤサイズは155/65 R14 フロントマスクのデザインなど内外装を変更して存在感を高めたスペーシア カスタム。ボディサイズは3395×1475×1785mm（全長×全幅×全高）、ホイールベースは2460mm スペーシア カスタムの2トーンルーフはブラックのみを設定し、ルーフレールも装着されない スペーシア カスタムのみに設定されるターボエンジン。直列3気筒DOHC 0.66リッターターボ（マイルドハイブリッド）で最高出力47kW（64PS）/6000rpm、最大トルク98Nm（10.0kgm）/4000rpmを発生。JC08モード燃費は2WD（FF）車が25.6km/L、4WD車が24.0km/L 改良型となる自然吸気エンジン。直列3気筒DOHC 0.66リッター（マイルドハイブリッド）で最高出力38kW（52PS）/6500rpm、最大トルク60Nm（6.1kgm）/4000rpmを発生。JC08モード燃費はグレードや駆動方式によって変わり、26.4km/L～30.0km/L 自然吸気エンジン搭載車はエンジンルーム内のエアフローをコンピューター解析し、吸気系部品に外部から取り込んだフレッシュエアーをスムーズに当てて効果的に冷却する「エアガイド」（右側）を新設。燃焼効率を高めて燃費向上に貢献している 「デュアルセンサーブレーキサポート」を全車標準装備。レスオプションを選択した場合は5万9400円安となる。上段左が単眼カメラ、上段右がレーザーレーダー受光部、下段がレーザーレーダー発光部 リアバンパーに備える4個の超音波センサーで後方の障害物を検知する「後退時ブレーキサポート」を軽自動車で初採用 リアシートは5：5の左右独立で、210mmの前後スライド、8段階のリクライニング、ワンタッチダブルフォールディングが可能 前後スライドはラゲッジスペース側のストラップとシート座面下のレバーで、リクライニングとワンタッチダブルフォールディングはシートバックのレバーで操作する スペーシア HYBRID Xのインパネ。内装色はベージュ スペーシアのメーターはスピードメーターに液晶表示を組み合わせる1眼式 左Aピラーに側方視界をアシストする「サイドアンダーミラー」を設置 ヘッドアップディスプレイは全方位モニターとセットでオプション設定 メーターパネル左側に追加されるスイッチで、ヘッドアップディスプレイの表示内容や表示位置などを変更する スーツケースを連想させる形状としたインパネアッパーボックス。格納式のインパネドリンクホルダーやボックスティッシュが入るインパネボックスなども全車標準装備 スリムサーキュレーターはスペーシア HYBRID X、スペーシア カスタムのHYBRID XSとHYBRID XSターボに標準装備 スペーシア HYBRID Xのシート。表皮はファブリックを採用 スペーシア カスタム HYBRID XSターボのインパネ。スペーシア カスタムの内装色は全車ブラック スペーシア カスタムのメーターパネルはタコメーターも備える3眼式 シート表皮はファブリックをベースに、一部をレザー調として高級感を演出 助手席の座面下に樹脂製のシートアンダーボックスを設定 シートアンダーボックスの下にマイルドハイブリッド用のリチウムイオンバッテリーが置かれている リアシートは座面下側にあるレバーで前後に210mmスライド 
