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アイシン精機、AIなど成長技術分野のスタートアップ企業に投資する子会社「Fenox Venture Company XX, L.P.」設立へ

「電動化」「人工知能」「情報通信」などの分野でスタートアップ企業を発掘

2018年1月19日 発表

 アイシン精機は1月19日、子会社のアイシン・エィ・ダブリュと共同で「電動化」「人工知能」「情報通信」といった成長技術分野のスタートアップ企業を中心に投資する子会社「Fenox Venture Company XX, L.P.」を米国カリフォルニアに設立すると発表した。設立日は2月の予定。

 出資総額は5050万米ドル(約55億円)。出資比率はアイシン精機が49.5%、アイシン・エィ・ダブリュが49.5%、Fenox Venture Management XX,LLCが1.0%となる。

 子会社設立の理由は、同社グループでは「ゼロエミッション」「自動運転」「コネクティッド」の3分野を次世代開発の核となる技術開発領域と定めて開発を進めており、将来の競争力確保のため「電動化」「人工知能」「情報通信」などの技術領域において優れた技術を有するスタートアップ企業を探索・発掘して、その最先端技術を活用する必要があると判断したため。

 なお、子会社設立に関わる業績への影響は軽微としている。