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TOYOTA GAZOO Racing、ル・マン24時間などフェルナンド・アロンソ選手をWEC参戦ドライバーに起用
「ル・マンは以前から参戦を夢見てきたレース」とアロンソ選手
2018年1月30日 20:59
- 2018年1月30日 発表
TOYOTA GAZOO Racing(トヨタ自動車)は1月30日、2018-19シーズンのWEC(FIA世界耐久選手権)に参戦するドライバー・ラインナップを決定、新たにフェルナンド・アロンソ選手がチームに加わりWECに参戦する。
アロンソ選手は、5月に開催される開幕戦スパ・フランコルシャン6時間レースがWEC LMP1カテゴリーがデビュー戦、F1と日程が重ならない全ての2018-19シーズンのWEC全戦に参戦予定。
チームは既にフランス西部自動車クラブ(ACO)へ参戦の登録を申請しており、ル・マン24時間レース2戦を含む全8戦からなる2018-19シーズンに2台のハイブリッド車で参戦予定。マシンについては2017年シーズンの「TS050 HYBRID」に更なる熟成を加えて今シーズンのWECに参戦。最大の目標であるル・マン優勝と共にシリーズ・チャンピオンを目指すとしている。
TS050 HYBRID #7号車のドライバーは、2017年同様、マイク・コンウェイ選手、小林可夢偉選手、ホセ・マリア・ロペス選手。
TS050 HYBRID #8号車は、セバスチャン・ブエミ選手、中嶋一貴選手に加えて、新たにアロンソ選手が加わる。
フェルナンド・アロンソ選手は「ル・マン24時間レースに初めて参戦できる事をとても嬉しく思っています。ル・マンは以前から参戦を夢見てきたレースです。耐久レースは、F1のようなスプリントレースとは違いますが、デイトナ24時間レースではその一端を経験し、本当に楽しむことができました。耐久レースで豊富な経験を持つセバスチャン、一貴の2人から学びながら、ともにレースをするのが楽しみです。短時間で学ばなければいけないことも多いでしょうが、心の準備は出来ています。開幕戦を迎えることを心待ちにしています」とコメントしている。