ニュース

マツダ「CX-5」商品改良。ガソリンエンジンに新技術「エッジカットピストン」「低抵抗ピストン」採用

ディーゼルエンジンは最大トルクを450Nmに

2018年3月8日 発売

249万4800円~352万6200円

CX-5 XD L Package

 マツダは2月8日、クロスオーバーSUV「CX-5」を商品改良して3月8日に発売すると発表した。2月8日より予約開始、価格は249万4800円~352万6200円。

 CX-5のエンジンラインアップは、直列4気筒DOHC 2.0リッター直噴「SKYACTIV-G 2.0」、直列4気筒DOHC 2.5リッター直噴「SKYACTIV-G 2.5」、直列4気筒DOHC 2.2リッター直噴ディーゼルターボ「SKYACTIV-D 2.2」の3タイプ。トランスミッションはいずれも6速ATを組み合わせる。駆動方式は2WD(FF)と4WDを用意する。

モデルエンジン変速機駆動方式価格
20S直列4気筒DOHC 2.0リッター6速AT2WD(FF)2,494,800円
20S PROACTIVE2,689,200円
25S直列4気筒DOHC 2.5リッター4WD2,721,600円
25S PROACTIVE2,916,000円
25S L Package2WD(FF)2,986,200円
4WD3,213,000円
XD直列4気筒DOHC 2.2リッター直噴ディーゼルターボ2WD(FF)2,808,000円
4WD3,034,800円
XD PROACTIVE2WD(FF)3,002,400円
4WD3,229,200円
XD L Package2WD(FF)3,299,400円
4WD3,526,200円
CX-5 XD L Package
CX-5 XD PROACTIVE
CX-5 XD

 今回の商品改良では、ガソリンエンジンの「SKYACTIV-G 2.0」「SKYACTIV-G 2.5」に「エッジカットピストン」「低抵抗ピストン」などの新技術を採用。さらに「SKYACTIV-G 2.5」には気筒休止技術をマツダとして初採用した。

 また、ディーゼルエンジンの「SKYACTIV-D 2.2」には「急速多段燃焼」を採用して、少量の燃料を多段かつ高圧で微細噴霧化して噴射することで静粛性と燃焼効率、高い環境性能を両立させた。また、「段付きエッグシェイプピストン」「超高応答マルチホールピエゾインジェクター」「可変ジオメトリーターボチャージャー」などの新技術により、最高出力140kW、最大トルク450Nm(従来モデル:最高出力129kW、最大トルク420Nm)に向上させた。

SKYACTIV-D 2.2
段付エッグシェイプピストン
超高応答マルチホールピエゾンインジェクター

 装備面では、全グレードに「車速感応式オートドアロック(衝撃感知ドアロック解除システム付)」を標準装備。また「360°ビュー・モニター」をメーカーセットオプションで設定したほか、パワーリフトゲートのメーカーセットオプション設定をガソリンエンジン車にも拡大させた。