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2018年 D1グランプリのシーズン第1戦「追走」で「SUNOCO CHASER」の畑中真吾選手が優勝
「単走」優勝は2017年チャンピオンの「WISTERIA 180SX」藤野秀之選手
2018年4月1日 11:34
- 2018年3月31日 開催
大阪 舞洲スポーツアイランド空の広場 D1特設会場で3月31日、ドリフト競技の年間戦「D1 GRAND PRIX SERIES」の2018年シーズン第1戦「2018 OSAKA DRIFT」が開催され、午前中に行なわれた「単走」で「WISTERIA 180SX」の藤野秀之選手が勝利。午後に実施された「追走」では「SUNOCO CHASER」の畑中真吾選手が優勝した。
2018年シーズンの開幕戦には40人の選手がエントリー。前日の3月30日と当日午前に行なわれた単走の予選で16選手が予選落ちとなり、24人の選手で単走の決勝が行なわれた。単走は参加選手が1人ずつ走行して、車速やドリフトの安定度によって導き出される「DOSS」というD1オリジナルのスコアリングシステムで特典化。ポイントの高さで順位が決まる。この結果、2017年シーズンチャンピオンとなった実力者の藤野秀之選手が、2位の高橋和己選手の98.85ポイントと0.11ポイント差の98.96ポイントで勝利した。これにより、藤野選手はシーズンポイントを30ポイント、高橋選手は同25ポイント、3位となった横井昌志選手は同24ポイントを獲得した。
また、この単走決勝で上位16位までに入った選手によって午後の追走決勝が行なわれた。2台のマシンが同時にコースインする追走では単走とは異なるスコアリングシステムを採用。2台が「先行」と「後追い」を入れ替えて走行し、先行時には完成度の高いドリフト走行、後追い時には先行相手にどれだけ接近していけるかによってポイントを決定。2回のポイントの高さで勝者が決まり、16選手によるトーナメント方式で進められる。
追走の決勝は畑中選手と、これまでにD1の年間チャンピオンを3回獲得している「GReddy 35RX spec-D」の川畑真人選手によって争われ、1回目に先行で川畑選手がリードする展開だったが、2回目の走行で追走する川畑選手のマシンにトラブルが発生。最後まで走り切ることができず畑中選手の追走優勝が決定した。シリーズポイントは畑中選手が30ポイント、川畑選手が25ポイント、追走決勝前に実施された3位決定戦で横井選手に勝利した北岡裕輔選手が22ポイントを獲得している。