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メルセデス・ベンツ、現行型「Gクラス」最後の特別仕様車。日本限定計463台の「G 350 d Heritage Edition」

世界で計463台、日本で計55台限定の「G 550 designo Magno Edition」

2018年4月4日 発売

G 350 d Heritage Edition:1190万円

G 550 designo Magno Edition:1780万円

日本限定の特別仕様車「G 350 d Heritage Edition」(プロフェッショナルブルー)

 メルセデス・ベンツ日本は4月4日、「Gクラス」の特別仕様車「G 350 d Heritage Edition(ヘリテージ エディション)」「G 550 designo Magno Edition(デジーノ マグノ エディション)」を発売した。価格はG 350 d Heritage Editionが1190万円、G 550 designo Magno Editionが1780万円。

 また、「G 350 d」のカタログモデルにも3色の特別外装色を追加設定。ビビッドで特徴的な「イエローストーン」(70万円高)をはじめ、「トゥルマリングリーン」(50万円高)、「パールブルー」(50万円高)といった通常は選べないボディカラーが選択可能。発売は7月以降を予定している。

「G 350 d」のカタログモデルに追加設定された「イエローストーン」(写真左)、「トゥルマリングリーン」(写真中央)、「パールブルー」(写真右)

 今回の特別仕様車は4月4日の「4輪駆動の日」を記念して、メルセデス・ベンツのSUVラインアップを代表するGクラスに設定。この4輪駆動の日は、現在のダイムラーが1907年に世界初となる4輪駆動システムを備えた乗用車を開発したことを受けて、メルセデス・ベンツ日本が2016年に日本記念日協会に申請し、正式に登録されたもの。

 なお、メルセデス・ベンツ日本は、「Mercedes me Tokyo」(東京 六本木)に隣接するイベント型ブランド体験施設「Mercedes me NEXTDOOR」において、最高地点約9m、最大傾斜角約45度を登坂するGクラスに同乗できる「MOUNTAIN CLIMB」を3月31日~5月6日の土・日・祝日限定で実施。合わせてMercedes me Tokyoでは試乗車としてSUVモデルをラインアップして、メルセデス・ベンツの4輪駆動技術を実際の試乗を通じて体験可能としている(試乗モデルは都度変更になる可能性あり)。

G 350 d Heritage Edition

G 350 d Heritage Edition(ブルーブラック)

 G 350 d Heritage Editionは、最高出力180kW(245PS)/3600rpm、最大トルク600N・m(61.2kgf・m)/1600-2400rpmを発生するV型6気筒DOHC 3.0リッターターボエンジンを搭載し、トランスミッションに7速ATを組み合わせるG 350 dをベースに、Gクラスが持つ39年の“ヘリテージ”をモチーフとした日本限定の特別仕様車。

 これまで特に人気が高かったボディカラーの5色を特別に採用。販売台数はボディカラーによって異なり、「プロフェッショナルブルー(原名:チャイナブルー)」160台、「ブルーブラック」130台、「インペリアルレッド」100台、「マラカイトグリーン」40台、「ライトアイボリー」33台の計463台。

「インペリアルレッド」
「マラカイトグリーン」
「ライトアイボリー」

 エクステリアでは、「ブラックペイント18インチ5ツインスポークアルミホイール」に加え、随所にオブシディアンブラックのアクセントを与える「ナイトパッケージ」も特別装備して、Gクラスの特徴的なスクエアなフォルムにマッチしたクラシカルでエクスクルーシブな印象に仕上げた。また、インテリアではシートヒーター付きの本革シートを採用し、センターコンソールに「Heritage Editionプレート」を装着した。

「ブラックペイント18インチ5ツインスポークアルミホイール」
Heritage Editionのインテリア
「Heritage Editionプレート」
主な特別装備

<エクステリア>
・ブラックペイント18インチ5ツインスポークアルミホイール
・ナイトパッケージ(ルーフ、ドアミラー、サイドアンダーミラー、フロントバンパー、リアバンパー、オーバーフェンダー、サイドストリップ、リアホイールカバーリング、リアビューカメラトリムがオブシディアンブラック。ブルーブラックのボディカラー選択時は非装着)
・スライディングルーフ

<インテリア>
・本革シート(前席・後席シートヒーター付)
・Heritage Editionプレート(センターコンソール)

G 550 designo Magno Edition

「G 550 designo Magno Edition」

 G 550 designo Magno Editionは、最高出力310kW(421PS)/5250-5500rpm、最大トルク610N・m(62.2kgf・m)/2000-4750rpmを発生するV型8気筒DOHC 4.0リッターツインターボエンジンを搭載し、トランスミッションに7速ATを組み合わせる「G 550」をベースにした、世界限定463台の特別仕様車。日本国内では55台が導入される。

 エクステリアでは、ボディカラーに「designoマグノプラチナムマット」を採用し、フロントグリルルーバーとリアホイールカバーリングにマットブラックを設定。フェンダー部の“V8”ロゴの下に“LIMITED EDITION”と記されたバッヂを装着した。

“LIMITED EDITION”バッヂ

 インテリアではホワイトステッチ入りの「designoブラックレザーシート」や「designoピアノラッカーウッドインテリアトリム」「AMGパフォーマンスステアリング(ナッパレザー/DINAMICA)」といった上質感を高める特別装備を採用。加えて、Gクラスのオフロード性能の開発の地であるシェックルマウンテンのエンボスをあしらった「Schöcklエンボス入センターアームレスト」や“LIMITED EDITION“の「イルミネーテッドステップカバー」などの専用装備を採用した。

G 550 designo Magno Editionのインテリア
“LIMITED EDITION”イルミネーテッドステップカバー
AMGパフォーマンスステアリング(ナッパレザー/DINAMICA)
主な特別装備

<エクステリア>
・designoマグノプラチナムマット
・マットブラックアクセント(リアホイールカバーリング・フロントグリルルーバー)
・ブラックサイドストリップ
・“LIMITED EDITION”バッヂ

<インテリア>
・designoレザーシート(ホワイトステッチ入、前席・後席シートヒーター付。前席・後席シートおよび、ドア内張り[ギャザー加工]がdesignoレザーに変更)
・Schöcklエンボス入センターアームレスト
・“LIMITED EDITION”イルミネーテッドステップカバー
・designoピアノラッカーウッドインテリアトリム
・シートベンチレーター(前席)
・マルチコントロールシートバック(前席)
・AMGパフォーマンスステアリング(ナッパレザー/DINAMICA)
・designoブラックDINAMICAルーフライナー
・ブラックレザーグラブハンドル