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独ダイムラー、「Gクラス」がフルモデルチェンジ。デトロイトショーで公開
エクステリアはキープコンセプト、インテリアは現代的に進化
2018年1月18日 14:38
- 2018年1月15日(現地時間)発表
独ダイムラーは1月15日(現地時間)、米デトロイトで開催されている2018年北米国際自動車ショー(プレスデー:1月14日~16日、一般公開日:1月20日~28日)において、新型「Gクラス」が公開された。
1979年にデビューしたGクラス(当時はゲレンデヴァーゲン)だが、今回のモデルチェンジでもエクステリアデザインはキープコンセプトとなり、独特なドアのハンドル形状や閉める音、露出したスペアホイールカバーなどを従来モデルから踏襲しつつ、新型ではLEDヘッドライトや運転支援システム、新しいサスペンションといった現代のモデルに相応しい装備が与えられた。
一方でインテリアは大きく進化し、インストルメントパネルを新設計するとともに、新型EクラスやSクラスで採用される2つの12.3インチディスプレイなどを搭載。スペースについても、1列目ではレッグルームとショルダールームがそれぞれ38mm増、2列目ではレッグルームが150mm増、ショルダールームが27mm増と拡大されている。
また、「コンフォート」「スポーツ」「エコ」「Individual」から選択可能なドライブモードを用意し、エンジン、トランスミッション、サスペンション、ステアリング、アシストシステムの特性を変更できる。さらにオフロードモードである「Gモード」も新たに設定された。
パワートレーンについては詳細は不明なものの、「G 500」では最高出力310kW(422HP)、最大トルク610NmのV型8気筒4.0リッターターボが搭載されるという。トランスミッションはトルクコンバーターを備えた9速AT「9G-TRONIC」を組み合わせる。