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ロータス、最高速315km/hで“ロータスロードカー最速”の「エヴォーラ GT430 スポーツ」

スリップを手動調整できる「可変トラクションコントロール」搭載

2018年4月13日 発売

1782万円

「エヴォーラ GT430 スポーツ」(1782万円)

 ロータス(エルシーアイ)は4月13日、GTモデル「エヴォーラ」の新型車「エヴォーラ GT430 スポーツ」を発売した。価格は1782万円。

 3月に発売された「エヴォーラ GT410 スポーツ」から矢継ぎ早に導入されたGT430 スポーツは、GT410 スポーツと同じV型6気筒DOHC 3.5リッタースーパーチャージャー「2GR-FE」型エンジンを搭載しながら、最高出力、最大トルク共に向上となる最高出力321kW(436PS)/7000rpm、最大トルク440N・m(44.8kgf・m)/4500rpm(オプションの6速AT車の最大トルクは450N・m)を発生。

 また、従来モデルとなるGT430で採用していたエアロパーツが取り外されて車両重量が10kg軽量化された1248kgを実現したことを受け、最高速は“ロータスロードカー最速”という315km/hを達成。0-100km/h加速は標準仕様の6速MT車が3.8秒、最大トルクが10N・m高いオプション設定の6速AT車が3.7秒となる。

エヴォーラ GT430 スポーツでは、前後バンパーやルーフパネル、ワンピース構造のテールゲートなど外装の多くをカーボンファイバー製パーツで構成。軽量化のためエアロパーツを取り外したが、ダウンフォースをバランスよく整えて315km/h走行時に最大100kgのダウンフォースを発生する

 ハイスペックな加速性能に対応する足まわりでは、オーリンズ製のTTX 2ウェイ・アジャスタブルダンパー、2ピース Jフック・ベンチレーテッド・ブレーキディスク、APレーシング製4ピストンキャリパー、トルセン式LSD(リミテッドスリップデフ)、可変トラクションコントロール・システムを標準装備。可変トラクションコントロール・システムはECUと直接リンクしており、設定で「レース/OFF」を選択した場合、タイヤのスリップを手動調整できる。

 タイヤはフロント235/35 ZR19、リア285/30 ZR20のミシュラン「パイロット スポーツ カップ2」が標準装着され、オプションで幅が1インチ広い10.5Jリアホイールと前後とも10mm幅が広いフロント245/35 ZR19、リア295/30 ZR20のタイヤの組み合わせも用意している。

インテリアでもレースシート、ドアシル、インパネなどにカーボンファイバー製コンポーネントを採用。ステアリング、ダッシュボード、ドアパネル、トランスミッショントンネル、センターコンソールなどにはブラックアルカンタラ/ディンプルレザーのコンビネーション表皮を使用する
2ピース Jフック・ベンチレーテッド・ブレーキディスクとAPレーシング製4ピストンキャリパーを標準装備