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京セラ、触覚伝達技術「HAPTIVITY(ハプティビティ)」ベース特許について独ボッシュとライセンス契約

特許ライセンス活動を今後も継続

2018年5月8日 発表

 京セラは5月8日、独ロバート・ボッシュの子会社であるRobert Bosch Car Multimedia GmbHと、京セラが持つ触覚伝達技術「HAPTIVITY(ハプティビティ)」のベースとなる特許に関するライセンス契約を締結したと発表した。

 京セラは2008年に触覚伝達技術のハプティビティについて研究開発を開始。ハプティビティのバーチャルリアリティ技術によってリアルで多彩な触感を再現する各種デバイスを国内外の展示会に出展してきたほか、ハプティビティの特許を各国で取得してきた。

 京セラでは今後もハプティビティを車載機器、産業機器など幅広い用途で実用化するため技術開発を続けるほか、他社へのライセンス提供についても積極的に展開。ハプティビティをさらに高度化し、ハプティビティを使ったデバイス、ユニット、システムの開発や製品化を推進していくとしている。