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【ニュル24時間 2018】独ポルシェ、新型「911 GT3 R」2019年モデルをニュルブルクリンクで世界初公開

550HPを発生する2ペダルのカスタマーレーサー向けモデル

2018年5月11日(現地時間)発表

新型「911 GT3 R」をニュルブルクリンクで世界初公開

 独ポルシェAGは5月11日(現地時間)、第46回ニュルブルクリンク24時間耐久レースの会場で2019年モデルとなる新型「911 GT3 R」を世界初公開した。同日より注文を受け付け、価格は45万9000ユーロ。納期は11月を予定している。

 カスタマーレーサー向けとして911 GT3 RSをベースに製作された911 GT3 Rは、最高出力404kW(550HP)を発生する水平対向6気筒エンジンをリアに搭載し、シーケンシャル6速マニュアルトランスミッションを組み合わせる。なお、トランスミッションは電子化されており、ステアリングホイールのパドルシフトを介してギアチェンジを行なうため、クラッチペダルは用意されていない。

 ボディサイズはリアウィングを除く全長が4629mm、全幅はフロントが1975mm、リアが2002mm、ホイールベースは2459mm。ボディの軽量化のためにルーフやフロントフード、ドア、インテリアトリムなどにCFRP素材を採用するとともに、全てのウィンドウをポリカーボネート素材で構成している。

新型911 GT3 R
ヘッドライト
各種空力パーツにより空力性能を向上
911 GT3 RSのインテリア
各種スイッチ
911 GT3 Rはクラッチペダルが用意されない
6点式シートベルト付きレーシングバケットシート

 足まわりは、専用デザインとなる18インチのワンピース アロイホイールを装着。ブレーキはフロントにアルミニウム製モノブロック6ピストンレーシングブレーキキャリパーを、リアにアルミニウム製モノブロック4ピストンレーシングブレーキキャリパーを採用し、ABSの制御を向上させた。

足まわり