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【ニュル24時間 2018】予選ではポルシェがトップ3独占。日本勢はLexus LCが総合32位、SUBARU WRX STIが総合51位

決勝レースは12日15時30分(現地時間)スタート

2018年5月10日~13日(現地時間)開催

「第46回ニュルブルクリンク24時間耐久レース(46.ADAC Zurich 24h-Rennen)」が、5月10日から13日にかけてドイツ ニュルブルクリンクで開催されている。コースは難攻不落の北コース(ノルドシュライフェ)とグランプリコースを合わせた25.378kmで、GT3車両のトップカテゴリーを含めて151台がエントリー。日本勢では、TOYOTA GAZOO Racingから56号車「Lexus LC」がSP-PROクラスに、STI(スバルテクニカインターナショナル)から90号車「Subaru WRX STI」がSP3Tクラスに参戦している。

 56号車のLexus LCは土屋武士選手、松井孝允選手、蒲生尚弥選手、中山雄一選手の日本人ドライバー4名が、90号車のSubaru WRX STIはカルロ・ヴァン・ダム選手、ティム・シュリック選手、山内英輝選手、井口卓人選手の4名がそれぞれのマシンのステアリングを握る。

56号車のLexus LC
56号車のLexus LC
90号車のWRX STI
90号車のWRX STI

 そのほか、Ring Racing with Novelから42号車「Lexus RCF」がエントリーしていて、ドライバーはSUPER GTでも活躍する佐々木孝太選手と吉本大樹選手が乗り込む。43号車はNovel Racingのチーム名でエントリーしていてマシンは「Lexus ISF CCS-R」。ドライバーは東徹次郎選手、小山佳延選手、松井猛敏選手とダブルエントリーの佐々木孝太選手になっている。

42号車のLexus RCF
43号車のLexus ISF CCS-R

 まず走り出しとなった練習走行は、10日の13時20分~15時の1時間40分に渡って実施された。昼前からニュルブルクリンクには雨が降り始め、コースの一部がウエットコンディションとなり、エントリーマシンはリスクを避けるために様子をみながらの走行となった。その中でも56号車のLexus LCは6周を走行して8分47秒087のベストラップを記録し、総合17位という結果を得た。

 90号車のWRX STIは、まずエースのカルロ・ヴァン・ダム選手が乗り込みマシンの状態を確認すると、残りのドライバーも周回を行ない計5周の走行で9分53秒097をマーク。総合52位でクラストップとなった。

 練習走行終了から5時間半のインターバルを経て、10日の20時30分からはナイトセッションを含めた予選1回目が行なわれた。3時間の走行枠で、56号車のLexus LCは11周を走行し、8分49秒289がベストタイム。この結果によって総合34位となった。一方の90号車のWRX STIも11周を走行しベストタイムは9分7秒581で、総合45位でクラストップを獲得。

 練習走行でオイル漏れのトラブルが発生した42号車のLexus RCFは1周のみの走行で、タイムは9分44秒069となり総合84位となった。43号車のLexus ISF CCS-Rは9周を走行し、ベストタイムは10分13秒315。総合106位となっている。

 ナイトセッションの予選1回目から一夜明けて11日の14時55分から16時45分の1時間50分に渡って予選2回目を実施。ニュルブルクリンク24時間耐久レースのグリッドを決める予選は、予選1回目と予選2回目で記録したベストタイムの上位15台とVLNやクオリファイレースと呼ばれる事前のシリーズ戦でシード権を得ている15台の計30台がトップ30予選に進出する。予選1回目と2回目は全車がコースインするのに対して、トップ30予選は1台ずつがタイムアタックを行ない、最終的な予選順位を決めることになる。

 予選2回目は快晴の元で実施され、コースオープンとともに多くのマシンがタイムアタックを開始した。56号車のLexus LCは松井孝允選手と蒲生尚弥選手がステアリングを握り11周を走行。蒲生選手が8分49秒591をマークするが、トップ30予選に進出するには一歩足らず総合32位で予選を終えた。

56号車のLexus LC

 90号車のWRX STIはカルロ・ヴァン・ダム選手と山内英輝選手が予選2回目を担当する予定だったが、カルロ・ヴァン・ダム選手のアタック中にパワーステアリングからオイル漏れが発生したため3周を走行してマシンを止めた。オイル漏れの症状は深刻ではないため、明日の決勝レースには万全な体制で臨むことができるようだ。90号車のWRX STIは、予選1回目でマークした9分7秒581がベストタイムでクラストップの総合51位となった。

90号車のWRX STI

 また、42号車のLexus RCFは9分15秒612で総合60位、43号車のLexus ISF CCS-Rは9分50秒998で総合99位を獲得している。

 予選2回目の終了から約2時間が経過した11日の19時からトップ30予選が実施され、911号車のManthey Racing・ポルシェ911 GT3Rが8分9秒105をマークしてポールポジションを獲得。2位にはSUPER GTでも活躍しているスヴェン・ミューラー選手がタイムアタックを行なった44号車Falken Motorsportsのポルシェ911 GT3R、3位には31号車Frikadelli Racing Teamのポルシェ911 GT3Rが入り、ポルシェがトップ3を独占する結果となった。

911号車のManthey Racing・ポルシェ911 GT3R
44号車Falken Motorsportsのポルシェ911 GT3R
31号車Frikadelli Racing Teamのポルシェ911 GT3R

 2日間に渡って行なわれた予選は終了し、第46回ニュルブルクリンク24時間耐久レースの決勝レースは12日15時30分(現地時間)にスタートする。