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ランボルギーニ、「ウラカン ペルフォルマンテ スパイダー」日本初公開。価格は3846万2614円
軽量素材、エアロ、足まわりなど、全方位でパフォーマンスアップ
2018年5月28日 20:48
- 2018年5月28日 開催
- 3846万2614円
アウトモビリ・ランボルギーニ・ジャパンは5月28日、最高出力640HP、最高速325km/hのオープントップモデル「ウラカン ペルフォルマンテ スパイダー」を日本で初公開した。
3月の「第88回 ジュネーブ国際モーターショー」で発表されたモデルで、2015年に登場した「ウラカン スパイダー」に比べて35kgの軽量化を果たし、最高速だけでなく0-100km/h加速も短縮するなどパフォーマンスを向上させている。日本でのデリバリー開始は2018年夏以降を予定し、価格は3846万2614円。
素材から足まわり、パワートレーンまであらゆる面が進化
ウラカン ペルフォルマンテ スパイダーは、「これまでのウラカンで培った技術とコンバーチブルの高揚感」を一体化し、「路面からの最高のフィードバックとエモーションが得られる」とするオープントップモデル。最高出力470kW(640HP)/8000rpm、最大トルク600N・m/6500rpmを発生するV型10気筒5.2リッターエンジンに7速DCTのトランスミッションを組み合わせ、駆動方式は4WDとなっている。
アルミをベースとするボディのうち、主にスポイラー付近には「フォージドカーボンファイバー技術」によるカーボンパーツが用いられる。この外装の軽量化で、車重はウラカン スパイダー比でマイナス35kgとし、乾燥重量は1507kg、パワーウェイトレシオは2.35kg/HPを達成した。最高速は325km/h、0-100km/h加速は3.1秒、0-200km/h加速は9.3秒と、いずれもウラカン スパイダーの性能(最高速324km/h、0-100km/h加速3.4秒、0-200km/h加速10.2秒)を上まわる。
空力面では、前後スポイラーやディフューザーなどを可動させて空力特性を変化させられるアクティブ・エアロ・ダイナミクス・システムの「ALA(Aerodinamica Lamborghini Attiva)」を採用。これにより、垂直方向のダウンフォースを最大で750%増加させることができ、しかも0.5秒以内に作動を開始できるため、サーキットから公道まで、どのようなシチュエーションであっても即座に最適なエアロダイナミクスが得られるという。なお、ルーフは50km/hまでの走行時に17秒で開閉可能。その他には、サスペンションの強化、ステアリング応答性の向上、3種類のドライビングモードの改良などが施されている。
同イベントで登壇した、日本・韓国エリアのマネージングディレクターを務めるアウトモビリ・ランボルギーニ・ジャパンのフランチェスコ・クレシ氏によれば、ウラカン ペルフォルマンテ スパイダーは「軽量素材やアクティブ・エアロ・ダイナミクスに加え、サスペンションからステアリング、パワートレーンまで、全方位でパフォーマンスアップに取り組んだ」とする自信作。改良したサスペンションとステアリングは「レースシーンを彷彿とさせるフィーリングがさらに得られる」ものになっているとも述べ、米国に次いで多い日本のユーザーに向けて魅力をアピールした。