【ジュネーブショー 2018】伊ランボルギーニ、最高速325km/hのオープンモデル「ウラカン・ペルフォルマンテ・スパイダー」

ジュネーブショー会場で公開された「ウラカン・ペルフォルマンテ・スパイダー」

　伊ランボルギーニは3月6日（現地時間）、最高速325km/hを実現するオープンモデル「ウラカン・ペルフォルマンテ・スパイダー」をスイス ジュネーブで開催されている「第88回 ジュネーブ国際モーターショー」（プレスデー：3月6日～7日、一般公開日：3月8日～18日）で公開。デリバリーは2018年夏以降を予定。日本での価格は3561万3532円（税別）。

　ウラカン・ペルフォルマンテ・スパイダーは最高出力470kW（640HP）/8000rpm/、最大トルク600Nm/6500rpmを発生するV型10気筒 5.2リッターエンジンを搭載、トランスミッションは7速DCTを組み合わせ、駆動方式は4WDとなる。

　パフォーマンスは0-100km/h加速3.1秒、0-200km/h加速9.3秒、最高速325km/hを実現する。

　ボディはフォージドカーボンファイバー技術の採用により「ウラカン・スパイダー」に比べて35kgの重量削減を実現。電動油圧式のルーフは50km/h以内であれば17秒で開くことができる。

　また、クーペモデル「ウラカン・ペルフォルマンテ」で導入したアクティブ・エアロダイナミクス・システム「ALA（Aerodinamica Lamborghini Attiva）」を採用して、高ダウンフォースや低ドラッグを必要とする場面で空力負荷を変えるほか、高速コーナリングでエアロ・ベクタリングを発動させ、サーキットでも公道でも、状況を選ばず優れたドライビングダイナミクスを実現するとしている。

　そのほか、ランボルギーニ・ピアッタフォルマ・イネルツィアーレ（LPI）システムにより車載エレクトロニクス・システムを全てリアルタイムで管理。クルマのセットアップとALAシステムの起動を500ミリ秒以下で行ない、いかなる走行条件の下でも最良の空力設定を保証。

　アウトモビリ・ランボルギーニ CEO のステファノ・ドメニカリ氏は「ウラカン・ペルフォルマンテ・スパイダーは、ウラカンで開発された技術の頂点とコンバーチブルの高揚感を1つにしました。ウラカン・ペルフォルマンテは、サーキットと公道のどちらでも最高の路面からのフィードバックとエモーションが得られました。一方で、ウラカン・ペルフォルマンテ・スパイダーはドライバーをより路面に近づけ、風とランボルギーニの自然吸気エンジン独特の響きを感じることができます」とコメントした。

ランボルギーニ「ウラカン・ペルフォルマンテ・スパイダー」

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