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伊ランボルギーニ、「エスパーダ」「イスレロ」誕生50周年記念でレストアやイタリアを巡るツアーを実施

ツアーは9月7日~10日(現地時間)

2018年9月7日~10日(現地時間) 開催

「エスパーダ」はシリーズI(~1970年1月)が176台、シリーズII(~1972年)が578台、最後のシリーズIII(~1978年)が472台が生産された。V型12気筒DOHC 4.0リッターエンジンをフロント縦置きに搭載。ツインバレルのウェーバー製キャブレター6個を備え、出力はシリーズと仕様によって325~350HP、最高速は約245km/h。ランボルギーニが要望に応じてATのバージョンを初めて提供したモデル

 伊ランボルギーニは9月7日~10日(現地時間)の期間、ランボルギーニ史上初の4シーター量産モデル「エスパーダ」と生産台数わずか225台の「イスレロ」の誕生50周年を記念するツアーをイタリアで開催する。

 今回、「エスパーダ」「イスレロ」の50周年記念行事として、同社のクラシックカー部門 ランボルギーニ・ポロストリコは、ランボルギーニ・ミュージアム所蔵の「イスレロ」と「エスパーダ」のレストアを実施。さらに、同部門が主催するウンブリアのツアーを開催することになった。

 同ツアーではコレクターたちが愛車に乗り、イタリア中央部の最も名高い街道に沿って650km以上を走行。ツアー前半はペルージャを中心に、大聖堂、美術館・博物館(チョコレート博物館等)を巡り、主要なワイナリーも訪れる。

 そして、アッシジを経由してトスカーナに向かい、キャンティ地方にて宿泊。アペニン山脈を越えてムジェロを通り、伝説的なフタ峠とラティコーサ峠を経て、アウトモビリ・ランボルギーニの本拠地、サンタアガタ・ボロネーゼに到着する。

 ここで、最新SUV「ウルス」をはじめとする現代のスーパー・スポーツカーが生産される工場と、ランボルギーニ・ポロストリコを見学する。

「イスレロ(Islero)」の正式名は「Jslero」。1968年から1970年に「イスレロ」と1969年の「イスレロS」の2つのバージョンが生産された。V型12気筒DOHC 4.0リッターエンジンをフロント縦置きに搭載、ツインバレルのウェーバー製キャブレター6個を備え、出力320HP(Sは350HP)、最大速度は250km/h(Sは260km/h)。カロッツェリア・マラッツィのマリオ・マラッツィがボディーをデザイン。400GTをベースに、タイヤを大きく、ホイールゲージの幅を広く変えた