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ブランパンGTシリーズ第2戦「第70回スパ・フランコルシャン24時間レース」
FIA F3 ユーロシリーズ 第5戦は、ミハエル・シューマッハの息子のミック・シューマッハがF3初優勝
2018年8月6日 12:15
- 2018年7月28日~29日(現地時間) 開催
7月28日~29日(現地時間)、ベルギーのスパ・フランコルシャンサーキット(7.004km)でブランパンGTシリーズ(インターナショナルGTチャレンジ)第2戦「第70回スパ・フランコルシャン24時間レース」が開催された。
決勝レースは63台が参加して行なわれ(511周)、プロクラスの34号車のトム・ブロンクビスト/クリスチャン・クログネス/フィリップ・エング組のBMW M6 GT3(Walkenhorst Motorsport)が優勝。2位に99号車のアレクサンドル・シムス/ジェンス・クリングマン/ニッキー・キャッツブルグ組のBMW M6 GT3(ROWE Racing、プロクラス)が入りBMWが1、2フィニッシュとなった。
3位は29号車のケルビン・ヴァン デ リンデ/シェルドン・ヴァン デ リンデ/ジェフレイ・シュミッド組のアウディR8 LMS(Montaplast by Land-Motorsport)。
数年参戦している日産 GT-R ニスモ 23号車(2018年モデル,プロクラス)、22号車(シルバークラス)の2台(GT SPORT MOTUL Team RJN)に加え、スイスのEmil Frey Lexus Racingのレクサス RC F GT3の2台(いずれもプロクラス)、Castrol Honda Racingのアキュラ ホンダNSX GT3 1台(プロアマクラス)も参戦。
日産 GT-R 23号車は7位(トップから1周遅れの510ラップ)、22号車は37位(482ラップ)で2台とも完走。
レクサスの14号車には元F1ドライバーのクリスチャン・クリエンが、またCastrol Honda RacingのホンダNSXは往年のF1ドライバーのリカルド・パトレーゼがドライブした。
クリスチャン・クリエン組のレクサス14号車は13位で完走(507ラップ)するも、もう一台のレクサス114号車は8時間30分が経過した夜中のオ・ルージュでバリアに追突、196周でリタイアに終わった。
リカルド・パトレーゼ組のアキュラ ホンダNSX GT3は総合32位(490ラップ)、プロアマクラス7位で完走を果たした。
元F1ドラーバーのルーベンス・バリチェロがドライブした44号車のメルセデス AMG GT3(Strakka Racing)はスタートから6時間20分前の117周でリタイアした。
突然の雨の影響などでスケジュールが押していたかかわらず、レース前には日産 GT-Rの50周年モデル、ベントレー、ホンダNSX、レクサスのデモ走行が行なわれ、ヨーロッパから集まった愛好家たちは2周のサーキット走行を楽しんだ。
FIA F3 ユーロシリーズの第5戦
併催のFIA F3 ユーロシリーズの第5戦では、元F1チャンピオンのミハエル・シューマッハの息子のミック・シューマッハ(Prema Theodore Racing)が、F3初優勝を飾った。
レース2で初のポールポジションを獲得したミック・シューマッハは、スタートの1コーナーの進入で右リアタイヤがチームメイトのグアンユー・ゾウのフロント部分と接触してスローパンクチャーでリタイアに終わった。しかし、レース3では6番グリッドからスタート、またもやチームメイトのグアンユー・ゾウと接触するトラブルもはねのけて追い上げ(グアンユー・ゾウはスピンリタイア)、F3初の優勝を飾った。
佐藤万璃音(Motopark)は、レース1で8位チェッカーを受けたが、4位となったドライバーの降格で7位入賞となった。