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ボッシュがeBikeシステムを初出展、「CYCLE MODE international 2018」開幕。話題の「Bosch eBike Systems」に試乗可能

「Bianchi」「Corratec」「Electra」「Tern」「Trek」を用意

2018年11月9日~11日 開催

当日券:1600円、WEB当日券:1400円、中学生以下無料

ボッシュが出品した「Bosch eBike Systems」

 幕張メッセ(千葉県千葉市美浜区)で「CYCLE MODE international 2018」(会期:11月9日~11日)が11月9日開幕した。会場ではスポーツタイプを含む電動アシスト自転車「e-bike」の出展も多く、自動車部品メーカーで知られるボッシュもe-bikeを初出展している。

 ボッシュでは電動アシスト自転車用ユニットを「Bosch eBike Systems」として、ドライブユニット、ディスプレイ、バッテリー、充電器を各自転車メーカーに供給。2017年10月より日本市場に参入している。

充電器
ディスプレイ
ドライブユニット
バッテリー

 ボッシュのブースには「Bosch eBike Systems」搭載モデルとして、11月30日より発売される「Electra」の「Townie Go! 8D」のほか、「Bianchi」「Corratec」「Electra」「Tern」「Trek」といった各ブランドのe-bikeを展示。試乗することもできる。

Electra
Tern
Bianchi
Corratec
Trek

 同社の電動アシスト自転車用ドライブユニット「Active Line Plus」は、日本の法規制に合わせながら自然な乗り心地を目指して開発したといい、ペダルを踏むごとに最適なアシストをするとともに、パワーアシストがオフの場合もぺダリングのじゃまをしないのが特徴という。

 実際に会場内に用意された試乗コース走行してみると、最もパワフルな「Turbo」モードにおいても、過去に乗ったことのある電動アシスト自転車にあったペダルを一瞬ギュッと強く踏み込むとモーターが勝手に回り続けるといったこともなく、自然な感覚でペダルを踏み続けられることが感じられた。

 実は記者は自転車に乗るのはしばらくぶりで、20km/h前後でトコトコと走るのは気持ちがよく、思っていたよりも長めに試乗してしまった。走行後に汗もかくことなく長時間走り続けることができそうなので、人力の自転車で行くにはちょっと遠いかなと思う場所であっても、このe-bikeであれば自動車やバイクから置き換えてもいいかなと感じた。

 今回の出展の狙いをボッシュ担当者に話を聞くと「これまで電動アシスト自転車は学生や女性が利用するファミリータイプが主流でしたが、あまり電動アシスト自転車を利用されていない男性にも興味を持っていただきたい」とのこと。ブースにはシティバイク、クロスバイク、折りたたみバイクなどの自転車がラインアップ。さらに、新しく取り扱いを開始したフレーム内蔵型バッテリー「PowerTube 500」を搭載した最新モデルや、海外モデルを参考出品してデザイン性の高さを強調していた。

海外モデルの参考出品

 このほかにもCYCLE MODE international 2018の会場では、パナソニックやヤマハ、自転車メーカーが出展するe-bikeなどさまざま最新自転車の展示や試乗が行なわれている。

「Bosch eBike Systems」を採用する自転車ブランド独自の出展
電動アシスト自転車をラインアップするパナソニックブース
電動アシスト自転車をラインアップするヤマハブース
自動車関連ではパイオニアがサイクルコンピュータを出展
自転車を搭載するトレーラーをけん引するマツダ CX-8の展示も