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高橋健二と土屋圭市の「STP TAISAN GT-R」も出品される「Team TAISAN AUCTION」初開催
2018年11月17日 14:06
- 2018年11月17日 開催
高橋健二氏と土屋圭市氏がドライブした日産GT-R「1991 STP TAISAN GT-R(JTC)」などが出品される「Team TAISAN AUCTION」が11月17日、鈴鹿サーキット(三重県鈴鹿市)「RICHARD MILLE SUZUKA Sound of ENGINE 2018」(11月17日~18日開催)で初開催される。
Team TAISAN AUCTIONは、Team TAISANのオーナー監督で電磁ポンプメーカーの太産工業 代表取締役の千葉泰常氏の思いから開催されるもので、千葉県にあるチームガレージなどに眠っていたものが、このオークションに出品された。
会場では、オークション開催前に出品車両が来場者に公開され、高橋健二氏と土屋圭市氏のドライブで1991年 全日本ツーリングカー選手権に参戦した「1991 STP TAISAN GT-R(JTC)」のほか、1994 全日本GT選手権(JGTC)第5戦美祢・優勝車両「1988 TAISAN STAR CARD F40(JGTC)」、2007年 スーパーGT GT300クラス参戦車両「2007 YUNKEL POWER TAISAN PORSCHE (SUPER GT)」など10台を超えるレースカーに加えて、レーシングアクシデントで曲がってしまったホイールからエンジン、パーツまで、チームのオフィシャルグッズなども出品される。
Team TAISANは、1983年10月からレースに参戦して名門プライベーターとして活動を続けている。会場にいた千葉氏は「私は国さん(高橋国光氏)と一緒にレースをやることが夢だった。最初から国さんと一緒にできて、そこにファミリーとして土屋圭市が入ってきて、高橋健二、鈴木恵一といったたくさんのドライバーたちと一緒にレースをやることができて幸せだった」とこれまでのレース活動に対する思いを話し、今回のオークションについては「次世代の方に見ていただいて、私のレース人生を受け継いでもらいたい」と話した。
今後のレース活動について、千葉氏は「今は電気自動車のレースをやっていて、電気自動車も熱を持つのでこれをいかに冷却するかというところで太産のポンプを冷却に使って、7つのレースで勝つことができた。今後は電気自動車のレースに絞っていきたい」と、EVでのレース活動へ意気込みを語った。
【お詫びと訂正】記事初出時、「STP TAISAN GT-R」のドライバー名について参照した資料に間違いがありました。お詫びして訂正させていただきます。