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日産、ゴーン氏の解任を決議。取締役会が「ルノーとの長年のアライアンスパートナーシップは不変」との声明発表

新しい取締役会長候補は、社外取締役の豊田正和氏、井原慶子氏ら委員会が提案へ

2018年11月22日 発表

カルロス・ゴーン氏

 日産自動車は11月22日、カルロス・ゴーン氏について、同日開催した取締役会において、ゴーン氏の代表取締役の解職、会長職の解職を決議したと発表した。

 同社のリリースでは、「冒頭、本事案の重大さを確認した上で、ルノーとの長年のアライアンスパートナーシップは不変であり、日常の協力関係、協業への影響度や動揺を極力少なくしていくことが、我々の使命であることを確認しました」との声明を出した。

 なお、新たな取締役会長選任については、社外取締役の豊田正和氏を委員長とし、同じく社外取締役の井原慶子氏、ジャンバプティステ ドゥザン氏によって構成される委員会を設置して、現取締役の中から取締役会長候補を提案するとしている。

 同日開催された取締役会では、ゴーン氏について社内調査の結果、本人主導による以下の3つの重大な不正行為を確認したとしている。

1:長年にわたり、開示される自らの報酬を少なくするために、実際の報酬額よりも減額した金額を有価証券報告書に記載していたという不正行為

2:目的を偽って、私的に同社の投資資金を支出するなどした不正行為

3:そのほか、私的な目的で同社の経費を支出するなどした不正行為

 また、グレッグ・ケリー氏についてもゴーン氏同様に同事案の首謀と判断して、代表取締役を解職することが決議された。

 なお、同社のガバナンス管理体制や取締役報酬にかかるよりよいガバナンスについても独立した第三者の提言を適切に取り入れるための委員会の設置を検討しており、同件の進め方については、社外取締役の豊田正和氏、井原慶子氏、ジャンバプティステ ドゥザン氏の3名に委任するとしている。

Greg Kelly(グレッグ ケリー)氏