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スズキ、SUVデザインの軽ハイトワゴン「スペーシア ギア」161万4600円から

両側パワースライドドア標準装備。ターボモデルもラインアップ

2018年12月20日 発売

161万4600円~181万3320円

「スペーシア」シリーズに新しく追加された「スペーシア ギア」

 スズキは12月20日、ハイトワゴンタイプの軽自動車「スペーシア ギア(Spacia GEAR)」を発売した。価格は161万4600円~181万3320円。

 スペーシア ギアは、「スペーシア」シリーズに新しく導入される派生車で、「広い室内空間とアクティブスタイルを融合したSUVな軽ハイトワゴン」がコンセプト。広い室内の快適空間とスライドドアの利便性、アクティブなデザインを融合。これまでの軽ハイトワゴンにはない新しい価値を提案するとした。

モデルエンジン変速機駆動方式価格JC08モード燃費(km/L)
HYBRID XZ直列3気筒DOHC 0.66リッター(マイルドハイブリッド)CVT2WD(FF)1,614,600円28.2
4WD1,732,320円26.4
HYBRID XZ ターボ直列3気筒DOHC 0.66リッターターボ(マイルドハイブリッド)2WD(FF)1,695,600円25.6
4WD1,813,320円24.0

 スペーシア ギアのボディサイズは3395×1475×1800mm(全長×全幅×全高)。グレードは最高出力38kW(52PS)/6500rpm、最大トルク60Nm(6.1kgfm)/4000rpmを発生する直列3気筒DOHC 0.66リッター自然吸気エンジンを搭載する「HYBRID XZ」と、最高出力47kW(64PS)/6000rpm、最大トルク98Nm(10.0kgfm)/3000rpmを発生する直列3気筒DOCH ターボエンジンを搭載する「HYBRID XZターボ」の2種類を設定。トランスミッションはCVTを採用し、駆動方式はともに2WD(FF)とフルタイム4WDを用意。どちらも最高出力2.3kW(3.1PS)/1000rpm、最大トルク50Nm(5.1kgfm)/100rpmを発生する「WA05A」型モーターを組み合わせるマイルドハイブリッド仕様となる。

 このモデルの特徴となるエクステリアは、「クルマまで含めたファッションやライフスタイルの表現ができる、アクティブな活動に適した広い空間とタフな機能性、性別や世代を問わず乗れる今までにない新しいデザインという価値やうれしさを提供する」として、スズキの軽SUVをイメージさせる丸目ヘッドライトと、それをガーニッシュでプロテクトするような個性的なデザインで、ひと目でスペーシアギアと分かる存在感を目指したという。

ひと目でスペーシアギアと分かる、軽SUVをイメージさせる丸目ヘッドライトをガーニッシュでプロテクトするような個性的なフロントマスクを採用

 また、力強さを表わすプロテクター感のある前後バンパーや、バンパーと同色のガンメタリックツートーンルーフとブラックルーフレールでアウトドアが似合うタフなスタイルにするとともに、トレッキングシューズをイメージしたサイドアンダーガーニッシュ、タフさを生み出すサイドアンダーガーニッシュ、14インチのアルミホイールもガンメタリックで統一してギア感を演出した。

 ブラックを基調としたインテリアでは、ツールボックスをモチーフにしたインパネのアッパーボックスや、アウトドアウォッチをイメージしたデザインを採用したメーター盤面など、タフさだけでなく活用的で機能性を感じられる雰囲気を演出。専用のSUVらしい道具感のある鮮やかなオレンジのステッチや加飾パーツを随所に施すことで、タフでアクティブな中にも遊び心が感じられるような空間を表現した。

 さらに、「スリムサーキュレーター」などの快適装備のほか、広くて乗り降りのしやすい「後席両側ワンアクションパワースライドドア」、大きなラゲッジルームといった使い勝手のよいパッケージをスペーシアから継承。加えて、多彩なシーンで使えるはっ水加工を施した専用ファブリックシート、運転席のシートバックに設定した後席から使えるパーソナルテーブル、助手席シートバックメッシュポケット、リアシートバックおよびラゲッジの防汚加工など、アクティブシーンを楽しむための機能的なアイテムを採用して、アクティブライフに役立つ使い勝手のよさを高めた。

スペーシア ギアのインテリア
メーター盤面はオレンジのアクセントを用いたアウトドアウォッチをイメージ
はっ水加工を施した専用ファブリックシートにもオレンジのステッチを施した
運転席のシートバックにパーソナルテーブルを設定
ポケットの中身が確認しやすい助手席シートバックメッシュポケット
後席右側にアクセサリーソケットを設置
大型のインパネアッパーボックスなど、ポケッテリアも充実
シートを倒せば自転車やサーフボードも積める

 そのほかにも、前方の車両や歩行者の検知を可能とした衝突被害軽減ブレーキ「デュアルセンサーブレーキサポート」や、後退時の衝突被害軽減ブレーキ「後退時ブレーキサポート」をはじめとした予防安全技術「SUZUKI Safety Support」を全車で標準装備。フロントガラス投影式の「ヘッドアップディスプレイ」を「全方位モニター用カメラパッケージ」としてオプション設定するなど、乗る人全員が安心して快適に過ごせる装備を充実させた。

スペーシア ギア HYBRID XZターボ 全方位モニター用カメラパッケージ装着車の主な装備

 ボディカラーはアクティブな印象のイエローからギア感のあるグリーンやシルバーまで、アウトドアテイストに似合うカラーを用意。ルーフがガンメタリックになる2トーンカラーが5種類、モノトーンが3種類の計8種類をラインアップした。

アクティブイエロー ガンメタリック2トーンルーフ
ブリスクブルーメタリック ガンメタリック2トーンルーフ
ツールグリーンパールメタリック ガンメタリック2トーンルーフ
オフブルーメタリック ガンメタリック2トーンルーフ
フェニックスレッドパール ガンメタリック2トーンルーフ
ピュアホワイトパール
ブルーイッシュブラックパール
スチールシルバーメタリック