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日産、福島県で「NISSAN e-シェアモビ」初のワンウェイ(片道)運用開始

JR 常磐線の不通区間の移動をカバー

2019年1月31日 スタート

「NISSAN e-シェアモビ」初のワンウェイ運用が福島県でスタート

 日産自動車は1月31日、カーシェアリングサービス「NISSAN e-シェアモビ」で初のワンウェイ(片道)運用を福島県 浜通り地域で開始した。

 福島県内におけるNISSAN e-シェアモビは、福島イノベーション・コースト構想推進機構の「福島イノベ交通ネットワーク実証事業業務」プロジェクトの「はまモビ」を受託したもので、2018年12月18日に福島県 浜通り地域の「浪江駅ステーション」(福島県双葉郡浪江町)が開設されてスタート。今回、2か所目となる「富岡ステーション」(福島県双葉郡富岡町)が新たに開設されたことを受け、ワンウェイ運用が行なわれることになった。

 これまで浪江駅ステーションで24時間可能なラウンドトリップ(往復)で運用されていた4台のEV(電気自動車)「リーフ」のうち、2台が5時~23時に利用できるワンウェイに切り替えられ、同様に富岡ステーションでもラウンドトリップ2台、ワンウェイ2台の体勢でサービスが開始される。これにより、現在も不通区間となっているJR 常磐線の浪江駅~富岡駅間をカバーする新たな移動手段となる。

 なお、はまモビにおける利用料金は時間課金料金システムとなり、入会金や月額料金は無料(3月31日まで)。ラウンドトリップは基本料金が200円/15分で、15分を過ぎると9時間までは800円/1時間、9時間15分~12時間までは700円/1時間、12時間15分~72時間までは416円/1時間となる。ワンウェイは1000円/1時間の単一設定。このほか利用に関する詳細は、はまモビの「e-シェアモビ 浜通り専用サイト」を参照していただきたい。

【#はまモビ】カーシェア #日産eシェアモビを福島県浜通りで試験運用(3分30秒)