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BMW、120Ahの新型バッテリーを搭載して最大航続距離466kmを達成した「i3」
急速充電に対応して約50分で80%まで充電可能
2019年2月6日 13:47
- 2019年2月6日 発売
- 543万円~592万円
ビー・エム・ダブリューは2月6日、新型バッテリーを搭載したEV(電気自動車)「i3」を発売した。価格はi3が543万円、i3 レンジ・エクステンダー装備車が592万円。
今回発売されたi3は、従来より容量を約30%拡大した新型リチウムイオンバッテリーを搭載し、総電力量は33kWhから42kWhに増加。1回の充電走行可能距離はWLTCモードで360kmとした。さらに、直列2気筒の発電用エンジンを搭載するレンジ・エクステンダー装備車では466kmの航続距離を達成し、都市型モビリティとしての実用性をより高めた。
駆動方式は電気モーターによる後輪駆動式を採用し、最大出力125kW(170PS)/5200rpm、最大トルク250Nm/100-4800rpmを発生するとともに、0-100km/h加速は7.3秒とスポーティーな走りを実現した。
BMWは、公共充電サービスを12か月間無料で利用可能な「ChargeNow(チャージナウ)」をBMW iモデルを購入した顧客に対して提供。新型バッテリーを搭載するi3は、CHAdeMO(チャデモ)方式の急速充電に対応しており、約50分で80%まで充電可能。標準装備されている3.7kWの普通充電では約12時間で満充電となる。
インテリアは、標準装備のクールで洗練された印象の「ATELIER(アトリエ)」に加え、モダンでナチュラルな「LODGE(ロッジ)」、上質かつ高級感あふれる「SUITE(スイート)」の3つをラインアップ。
ロッジでは、ソラリック・ブラウンのウール地にナチュラル・レザーを組み合わせたシートを新たに採用。スイートでは、ダーク・トリュフ/カーボン・ブラックのヴァーネスカ・レザーをシートとダッシュボードに新しく用いて、高級感を演出した。