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独BMW、量産EVのSAV「BMW iNEXT」プロトタイプ公開

2021年に量産開始予定

2019年8月20日 (現地時間)

量産EVの「BMW iNEXT」プロトタイプを製作するパイロットプラント

 独BMWは8月20日(現地時間)、2021年に量産開始予定のEV(電気自動車)「BMW iNEXT」プロトタイプを公開した。同社Webサイトでは、BMWグループのパイロットプラントで製作されているBMW iNEXTの写真を公開している。

 BMW iNEXTは、同社がSAV(スポーツアクティビティビークル)と呼ぶモデル。第5世代の電動パワートレーンとして採用するBMW eDriveドライブは、600km以上の航続距離を提供。さらに、最新のネットワーク技術、レベル3の自動運転に合わせてデザインされているという。

 このパイロットプラントでは、正式な生産開始までBMW iNeXTのプロトタイプを最大100台製作するといい、同工場の責任者であるUdo Hänle(ウド・ヘンレ)氏は「大量生産に向けて完全なEVを準備することは、刺激的であると同時に挑戦的な仕事です」とコメントしている。

量産EVの「BMW iNEXT」プロトタイプを製作するパイロットプラント
量産EVの「BMW iNEXT」プロトタイプを製作するパイロットプラント