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【モースポフェス 2019 SUZUKA】NTTドコモが次世代スマートフォンの通信技術「5G」をデモ。「5G GT-R」「5Gデモバス」も鈴鹿に登場

無料開放した9番ホスピタリティラウンジで実施

2019年3月2日~3日 公開

NTTドコモが鈴鹿サーキットの9番ホスピでデモをしている5G。下りは2Gbit/s以上の通信速度。現在の4G LTEの10倍以上

 鈴鹿サーキット(三重県鈴鹿市)で3月2日~3日に開催されている「モースポフェス 2019 SUZUKA」では、最新の技術体験ができるコーナーが用意されている。それが、ピットビル2階にある9番のホスピタリティラウンジ。

 通常のレースなどでは、ピットビル2階の各ホスピタリティラウンジは特別な部屋として運用されており、なかなか入ることができない。ところが、このモースポフェス 2019 SUZUKAでは、NTTドコモがスマートフォンなどに将来的に用いられる次世代の通信規格「5G」関連の展示を実施。この9番ホスピタリティラウンジでは、5G通信の実演や、5G通信を鈴鹿サーキットに適用したさいのサーキット観戦の変化などが展示されている。

 ただ見るだけでなく、マイクロソフトのAR機器「HoloLens」によるサーキット映像体験などでき、最新のテクノロジ体験ができる。

5Gの通信デモ
エリクソンの機器を使用している
5Gの基地局アンテナ
5Gの移動受信装置。つまりこれだけの技術が将来のスマートフォンに詰め込まれる
5G GT-R
マイクロソフトのHoloLens体験
鈴鹿サーキットでは無線網を充実し、どこでもポイントとなるコーナーの映像を見られるようなるという。また、最新技術により、遅延もほとんどないとのこと

 さらにNTTドコモは、5Gバスを鈴鹿サーキットのセンターハウス前にに持ち込み、サーキット向けのコンテンツを用意しての説明会を実施。そのほか、センターハウス2階では、レーシングシミュレータ体験やトークショーも実施する。

5Gデモバス
特別なコンテンツを見ることができる
ドコモの歴史
トークショーも実施

 9番ホスピタリティラウンジでは、5G技術デモも楽しいが、実はここは観戦ポイントとしても抜群の場所となっている。無料で開放されており、誰でも訪れることが可能なので、5G技術体験とともにモースポフェスを楽しんでいただきたい。

無料開放している、ピットビルにある9番ホスピタリティラウンジ