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ポルシェ初のスポーツEV「タイカン」、先行予約に全世界で2万人以上が登録

市販モデルは9月発表。日本には2020年に上陸

2019年3月8日(現地時間)発表

ポルシェ初のスポーツEV「タイカン」

 独ポルシェは3月8日(現地時間)、3月5日~17日(現地時間)まで開催されている「ジュネーブモーターショー 2019」において、ポルシェ初のスポーツEV「タイカン」の購入希望者が全世界で2万人以上いることを明らかにした。同モデルは9月にワールドプレミアされる予定で、2019年内に欧州マーケットに導入。日本上陸は2020年を予定する。

 車両購入の頭金として欧州では2500ユーロの支払いが必要となる先行予約リストに、2万人以上が登録したという。先行予約はドイツやイギリスをはじめ、北米、中国、オーストラリアで行なわれており、日本では導入までに期間があるため予約受注の開始時期は未定とのこと。

 タイカンの0-100km/h加速は3.5秒以下、最大航続距離は500km以上(NEDC準拠)。4分間の充電で100kmの走行が可能(NEDC準拠)になるという。

 今回の発表について、ポルシェでセールスおよびマーケティング担当取締役を務めるデトレフ・フォン・プラテン氏は「ポルシェ初のフル電動スポーツカーであるタイカンへ多くのポルシェの顧客およびファンの方々が圧倒的な興味を示していることに、われわれ自身も興奮しています。ポルシェはすでにタイカンの生産キャパシティを増やすことを決定しました。タイカンは、このセグメントにおいてもっともスポーティかつ最先端技術を搭載したモデル、つまり真のポルシェであることをお約束します」と述べている。