ニュース

TRD、新型「スープラ」向けにリアルカーボンのエアロパーツや鍛造アルミホイール

TRDの持つノウハウが惜しみなく注がれたハイパフォーマンスパーツ

2019年5月17日 発売

16万円~64万円(税別)

TRDのGRパーツを装着した新型「スープラ」

 TRD(トヨタカスタマイジング&ディベロップメント)は5月17日、トヨタ自動車の新型「スープラ」用エアロパーツやホイールなどGRパーツを発売した。価格は16万円~64万円(税別)。

 今回発売されるのはTRDがこれまでに培ってきた開発・解析おけるノウハウが惜しみなく注がれたハイパフォーマンスパーツ。エアロダイナミクスにこだわり、ドライバーの意の向くままに走る喜びを五感で感じることのできるエアロパーツとアルミホイールだという。

 エアロパーツは、リアルカーボンを採用することで軽量化を図り、高級感と存在感をさらに際立たせるデザインとしている。

 地上高が標準より約14mmダウンするという「GRフロントスポイラー」(税別32万円)は、3ピース構造を採用し、標準のデザインを踏襲しつつ左右のフィンサイズを大型化することで、ダウンフォースを増加させて高速走行時のリフトアップを低減させる。

GRフロントスポイラー

「GRサイドスカート」(税別35万円)は地上高が標準より約4mmダウン。下面をカーボンで囲い込むデザインとすることで、車両側面の整流効果を高めながら低重心なフォルムを演出する。

GRサイドスカート

「GRサイドドアガーニッシュ」(税別37万円)は、標準の加飾から置き換えることでカーボンが目を引く曲面とフィンを構築する。車両側面の走行風を整流して乱気流の発生を抑制し、リアエンドへ乱れなく流す。オプションのドアエッジプロテクター付き車には対応しない。

GRサイドドアガーニッシュ

「GRリヤサイドスポイラー」(税別16万円)は、標準のパーツにアドオンするリアスパッツ。リアエンドのフィンの形状とサイズをリファインし、走行風をリアバンパー後方までスムーズに導くことでリアのスタビリティを向上させる。地上高は標準より約24mmダウン。

GRリヤサイドスポイラー

 車両前後の空力バランスを均衡させる「GRトランクスポイラー」(税別20万円)。多数の強力な空力パーツの装着により、フロントダウンフォース過多傾向の車両の前後空力バランスを調整する。跳ね上げずにリアへ延伸させる形状とすることで、伸びやかなフォルムとフラットライドなドライブフィールをもたらす。

GRトランクスポイラー

 大径コーンケーブ形状を採用した「GR19インチ鍛造アルミホイール&ホイールロックボルト」(1台分セット 税別64万円)はSZ以外のグレードに対応。サイズはフロントが19インチ×9.0J+32、リアが19インチ×10.0J+40。TRDによる解析と鍛造製法の採用によって、繊細なデザインと剛性を両立。ステアリングレスポンスと直進安定性を向上させ、ブレーキング時の不快な鳴き騒音などを排除することで上質なフィーリングを確保。スポークエンドとハブの距離を極力短縮することで、FRらしい抑揚の効いたプロポーションをさらに強調する。

GR19インチ鍛造アルミホイール&ホイールロックボルト