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シトロエン、新世代のハイドロで“魔法の絨毯”のような乗り心地。新型SUV「C5 エアクロス SUV」
“ハイドロニューマチック”を現代的に解釈したサスペンション「PHC」など採用
2019年5月29日 05:00
- 2019年5月28日 発売
- 424万円
シトロエン(プジョー・シトロエン・ジャポン)は5月28日、同ブランド初のSUV「C5 AIRCROSS SUV(C5 エアクロス SUV)」を発売した。価格は424万円。
C5 エアクロス SUVは、伝説の“ハイドロニューマチック”を現代的解釈したサスペンションシステム「PHC(Progressive Hydraulic Cushions:プログレッシブ・ハイドローリック・クッション)」の採用をはじめとする、“魔法の絨毯のような乗り心地”を実現するための「Citroen Advanced Comfortプログラム」に取り組んだSUVで、世界中のカスタマーがシトロエンに期待するものを備えたブランドの勢いを象徴する1台と位置付けている。
C5 エアクロス SUVのボディサイズは、4500×1850×1710mm(全長×全幅×全高)、ホイールベースは2730mm。車両重量は1640kg。最高出力130kW(177PS)/3750rpm、最大トルク400Nm/2000rpmを発生する直列4気筒 2.0リッターターボディーゼルエンジンを搭載。トランスミッションは8速ATを組み合わせ、駆動方式は2WD(FF)となる。
車両制御システム「グリップコントロール」によりセンターコンソールのダイヤルでマッド(泥)、スノー(雪)、サンド(砂)といった路面状況に応じたモードを選択可能。また、マッド&スノータイヤ「Michelin LATITUDE TOUR HP」(標準装着タイヤにスノーフレークマークはないためチェーン規制下では走行不可)を標準装着するなど、FFながらSUVとしての本格的なオフロード性能を備えるとしている。
ADAS(先進運転支援機能)として「ハイウエイドライブアシスト」を採用。渋滞での完全停止と3秒以内の再発進が可能なトラフィックジャムアシストと、前走車との車間距離を保つアクティブクルーズコントロール、車線内の左右任意の位置を保持しながら走行するレーンポジショニングアシストを統合したシステムとなる。また、車庫入れや縦列駐車の際に、駐車可能なスペースを検知し、ステアリング操作を自動で行なう「パークアシスト」なども装備される。
インテリアでは、高密度フォームを採用する「アドバンスドコンフォートシート」や、それぞれ前後150mmのスライド幅とバックレストを19度~26.5度の5段階に調整可能な後席3座独立シート、遮音性ラミネートをサンドイッチしたフロントサイドウィンドウ、PM2.5をシャットアウトする「エアクオリティシステム」などを採用。
そのほか、8つのエアバッグが5パターンのマッサージを提供する「運転席マルチポイントランバーサポート」や「ナッパレザーシート(ブラウン&ブラック)」「フロントシートヒーター」「パノラミックサンルーフ(電動メッシュサンシェード付き)」「ツートーンナッパレザー革巻きステアリングホイール」「アルミペダル」をセットにしたパッケージオプション「ナッパレザーパッケージ」(36万円)を用意する。
ボディカラーは「ブラン ナクレ」「ノアール ペルラネラ」「グリ プラチナム」「ブルー チジュカ」「ルージュ ボルカーノ」に、受注生産の「ブラン バンキーズ」の計6色。
また、オプションとしてバイトーンルーフを「グリ プラチナム」「ブルー チジュカ」「ブラン ナクレ」に設定した。