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ボルボ、「V60」一部仕様変更。PHEVモデルのバッテリー容量を拡大

PHEVラインアップで最も価格を抑えた「T6 Twin Engine AWD Momentum」追加

  • 編集部：北村友里恵

2019年6月11日 18:10

2019年6月11日 発売

499万円～829万円

V60 T6 Twin Engine AWD Momentum

　ボルボ・カー・ジャパンは6月11日、プレミアム・ミッドサイズステーションワゴン「V60」のPHEV（プラグインハイブリッド）モデル「T6 Twin Engine AWD」に「Momentum」を追加するとともに、一部仕様を変更して発売した。価格は499万円～829万円。

　PHEVモデルとなるV60 T6/T8 Twin Engine AWDは、ガソリンエンジンで前輪、電気モーターで後輪を駆動する4WD車。今回、駆動用リチウムイオンバッテリーの容量を30Ahから34Ahに拡大し、EV走行距離を48.2kmに向上。WLTCモードによる燃料消費率はともに13.7km/L（国土交通省への申請予定値）とした。

　また、V60 T6 Twin Engine AWDはこれまで上級グレードの「Inscription」のみの展開だったが、新しくベースグレードのMomentumを追加。このV60 T6 Twin Engine AWDは、ボルボのPHEVラインアップの中で最も価格を抑えたモデルとなる。

モデルエンジン変速機駆動方式価格
T5 Momentum直列4気筒DOHC 2.0リッター直噴ターボ8速AT2WD（FF）4,990,000円
T5 Inscription5,990,000円
T6 Twin Engine AWD Momentum直列4気筒DOHC 2.0リッタースーパーチャージャー付直噴ターボ（253PS/350Nm）＋電気モーター4WD6,590,000円
T6 Twin Engine AWD Inscription7,590,000円
T8 Twin Engine AWD Inscription直列4気筒DOHC 2.0リッタースーパーチャージャー付直噴ターボ（318PS/400Nm）＋電気モーター8,290,000円

　V60シリーズの仕様変更では、後方の死角から近づく車両を知らせる運転支援機能「BLISTM（ブラインドスポット・インフォメーション・システム）」にステアリングアシスト機能を追加。車線変更や自車線からの逸脱により、隣接車線の後方を走行する車両と衝突する危険が生じた場合、ステアリングを修正して衝突回避をアシストする。加えて、車線を維持するためにステアリングを穏やかに自動修正して、車線の中央を保持できるように支援する「パイロット・アシスト（車線維持支援機能）」に、ステアリングホイールの微振動で運転者に一時解除を知らせる新機能を追加した。