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【ル・マン24時間 2019】TOYOTA GAZOO Racing、eモータースポーツ「GR Supra GT Cup」体験コーナーなど設置

「GRスープラ GT4 コンセプト」も展示

2019年6月15日~16日 決勝開催

新型「スープラ」のカスタマーレーシングバージョン「GRスープラ GT4 コンセプト」。奥は新型スープラ

 第87回ル・マン24時間レースが、フランス共和国ル・マン市にあるサルト・サーキットにおいて開催されている。このル・マン24時間レースは、もちろんレースがメインとなるものだが、レース観戦だけではない楽しみが用意されている。

 その一つがビレッジと呼ばれるエリアに各社が出展したブースになる。ポルシェやBMWも大きめのブースを出展しているが、トヨタ自動車もTOYOTA GAZOO Racingとしてアクティビティの詰まったブースを出展していた。

 ブース展示の中央に置かれていたのは、発売されたばかりの新型「スープラ」と、そのスープラのレーシングバージョンである「GRスープラ GT4 コンセプト」。このクルマは、カスタマーレーシングによる参戦を見据えた車両で、スーパー耐久シリーズやVLN(ニュルブルクリンク耐久シリーズ)など世界中のさまざまなレースに出場していくことができるという。

 このリアルなスープラのほか、eモータースポーツである「GR Supra GT Cup」の体験コクピットを設置。リアルなスープラを見てすぐにeモータースポーツを楽しむことができるような工夫がされていた。

eモータースポーツの体験コーナー
こちらはWEC版のeモータースポーツ

 そのほか、WRC(世界ラリー選手権)、WEC(世界耐久選手権)、ダカールラリーの勝利を記念したコーナーを設置。WRCコーナーでは、マニュファクチャラーチャンピオンを獲得したヤリスWRCと一緒に写真を撮ることができたりするなど、体験型のコンテンツを数多くそろえていた。

 24時間レースに訪れる人も、24時間ずっとレースを見ているわけではなく、こうしたエリアを訪れて思い思いに楽しんでいるようだった。TOYOTA GAZOO Racingのブースは、体験型コンテンツが多いせいか、家族連れが多く訪れているのが印象的だった。

ヤリスとのフォトスポット
タイヤ交換タイムアタック
TS050のエンジン説明コーナー