日本ワイパブレードと朝日製作所が合併。10月1日から「デンソーワイパシステムズ」に

ワイパーシステムのアウトライン

　デンソーは7月1日、子会社の日本ワイパブレードと朝日製作所が10月1日に合併し、「デンソーワイパシステムズ」になると発表した。

　デンソーでは「100年に1度の変革期」と言われ、CASE（Connected、Autonomous、Shared、Electric）の技術革新が進んで事業環境が大きく変化している自動車業界で、「視界安全領域」においても自動運転化に伴い、カメラやセンサーなどを含む技術が進化。ワイパーシステムでも変化に対応した商品提供が求められていると現状を分析。この状況に対応するため、デンソーグループにおけるワイパーシステムの事業体制を見直したという。

　新たに設立されるデンソーワイパシステムズは、ワイパーシステムの設計から生産・供給までの一貫体制を行なって“お客さま対応力”を向上。先進分野でもデンソーグループとして新たな付加価値創造に向けた取り組みを強化していくとしている。

デンソーワイパシステムズの概要

社名　株式会社デンソーワイパシステムズ（DENSO WIPER SYSTEMS, INC.）
本社所在地　静岡県湖西市梅田390
合併の効力発生日　2019年10月1日
資本金　4億5000万円
株主　デンソー（出資比率100％）
従業員数　約1800人（2019年10月1日時点予定）
事業内容　ワイパーシステム製品などの設計・製造・販売