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DS、デザインや技術にこだわった「DS 3 クロスバック」発表会。“都市生活者のためのBセグメントSUV”

セグメント初の先進機能を動画とともに紹介

2019年7月10日 開催

「DS 3 クロスバック」とプジョー・シトロエン・ジャポン株式会社 代表取締役社長 クリストフ・プレヴォ氏

 DS Automobiles(プジョー・シトロエン・ジャポン)は7月10日、コンパクトラグジュアリーSUV「DS 3 クロスバック」の発表会を開催した。

 DS 3 クロスバックはエントリーバージョンの「Be Chic」、中間グレードの「So Chic」、最上級グレードの「Grand Chic」の3グレード展開。価格はBe Chicが299万円、So Chicが357万円、Grand Chicが404万円。

“都市生活者のためのBセグメントSUV”として全高を1550mmに抑え、立体駐車場に入るサイズとした。全長と全幅は4120×1790mmで、ホイールベースは2560mm、最低地上高は185mm。

DS 3 クロスバック。ボディサイズは4120×1790×1550mm(全長×全幅×全高)、ホイールベースは2560mm、最低地上高は185mm。“都市生活者のためのBセグメントSUV”として全高を抑えている。最小回転半径は5.3m

 エクステリアは、フロントデザインはDSウィングの定石を踏まえつつ、昨今のトレンドとなっているグリルを立体的に見せる装飾手法を採用。ヘッドライトは有機体を思わせるような、独特の目力を持つDS初の「マトリクスLEDヘッドライト」とした。また、セグメントで初となるドアハンドルのフラッシュサーフェイス処理を行なったほか、サイドはウェザーストリップを隠し、ドアパネルとガラスが接合しているようなデザインとした。

フロントデザインはDSウィングや、グリルを立体的に見せる装飾手法、「パールトップステッチ」をモチーフにしたデザインのデイタイムランプなどを採用。ヘッドライトにはDS初の「マトリクスLEDヘッドライト」を搭載した
ドアパネルとガラスが接合しているようなデザインや、セグメント初となるドアハンドルのフラッシュサーフェイス処理を用いて、滑らかな印象のサイドビューとした

 インテリアのインスピレーションは、ベーシック装備のBe Chicはブラックダッシュボードとブラックファブリックシートの“モンマルトル”、So Chicはシートの一部にテップレザーを用いてクオリティを高めたブロンズ主体の“バスティーユ”を設定。Grand Chicはブラックのレザーシートを標準装備するとともに、オーディオもグレードアップ。ラグジュアリーらしい充実した装備とした。

DS 3 クロスバック「Grand Chic」のインテリア

 プラットフォームは、EV時代を見据えた新プラットフォーム「CMP(Common Modular Platform)」をグループPSAとして初採用。今後「EMP2」よりもコンパクトなモデルに展開を予定している。

 パワートレーンでは、4年連続でインターナショナル・エンジン・オブ・ザ・イヤーを獲得している直列3気筒 1.2リッターガソリンターボ“PureTech”エンジンを搭載。欧州の排出ガス規制「EURO6.3」の適合バージョンで、最高出力96kW(130PS)/5500rpm、最大トルク230Nm/1750rpmを発生させる。トランスミッションには、PSAのBセグメントで初めて8速ATを搭載した。

欧州の排出ガス規制「EURO6.3」に適合し、最高出力96kW(130PS)/5500rpm、最大トルク230Nm/1750rpmを発生する直列3気筒 1.2リッターガソリンターボ“PureTech”エンジンを搭載。トランスミッションはPSAのBセグメント初の8速ATを採用

 ボディカラーはソリッドを含めた全8色を設定し。ルーフカラーは3色を用意。グレードによって選べる色は異なるが、日本で選べるバリエーションは全35通りとなる。

DS 3 クロスバックに搭載されるセグメント初の先進機能を解説

 発表会では、最初にプジョー・シトロエン・ジャポン 代表取締役社長 クリストフ・プレヴォ氏があいさつを行なった。

プジョー・シトロエン・ジャポン株式会社 代表取締役社長 クリストフ・プレヴォ氏

 プレヴォ氏は「この度、日本で正式にDS 3 クロスバックを導入できますことをとてもうれしく思います。去る4月より、プレミアムを謳うDSブランドの最新モデルを機会あるごとにお披露目してきました。一例として、発売前のロードショーをDSのネットワークで行ない、多くの受注をいただくことができました。『DS 7 クロスバック』が導入されて1年が経った今、抜きん出たデザインや洗練さと技術的コンテンツへのこだわり、そして素晴らしいコンフォートなどすべてを引き継ぎ、DS 3 クロスバックはDSブランドの歴史を継続していきます」とDS 3 クロスバックへの期待を述べた。

 続けて、プジョー・シトロエン・ジャポン マーケティング部 DSプロダクトマネージャー 水谷昌弘氏がDS 3 クロスバックの商品概要を説明。セグメント初となる3つの先進機能について紹介した。

プジョー・シトロエン・ジャポン株式会社 マーケティング部 DSプロダクトマネジャー 水谷昌弘氏

 先進機能の1つ目は、全グレードに標準装備となるキーの接近を検知してドアハンドルをポップアップさせるキーレスエントリーシステム「プロキシミティスマートキー」。これは車両側のセンサーがキーとの距離を計測して、3m以内に近づくと自動的に検知。1.5m以内になるとロックが解除され、リトラクタブルドアハンドルがせり出てくるというもの。乗員がドアを閉めてから3分後、もしくは発進後に車速が10km/hに達する前に自動で収納されるほか、手動での操作も可能。キーを持ったドライバーがクルマから2m以上離れるとドアは自動的にロックされる。

DS 3 CROSSBACK: Flush-fitting door handles

 次に、DS初採用となる眩惑を防ぐ「DS マトリクスLEDビジョン」について紹介。これは、周囲の明るさを検知して市街地と判断される状況ではロービームで走行し、交通量の少ない郊外では自動的にハイビームに切り替わるという機能。LEDヘッドライトは3つのロービームモジュールと、1つのハイビームモジュールで構成され、ハイビームモジュールは15のクラスタに分かれて独立して点灯をコントロール。対向車や前方を走行する車両の部分だけを消灯することで、他のドライバーを眩惑することなく、最大の夜間前方視界を得ることを可能とした。

DS MATRIX LED VISION: Permanent full beam

 最後に、高速道路での走行を想定したドライバーサポート「DS ドライブアシスト」の進化について解説。DS ドライブアシストは、先行車両との車間と車線内のポジションを統合保持するACCシステムで、渋滞などで前方の車両が停止した場合に一定の車間を保って停止し、3秒以内の停止であれば前車に追従して再発進する。DS 7 クロスバックに搭載される「DS コネクテッドパイロット」から進化した点として、道路上の白線が片側しか明確でない場合でも横方向のポジションをキープ可能になったこと、ミリ波レーダーのアップグレードとマルチパーパスカメラの感度を上げることでサイクリスト検知が可能となったこと、夜間検知精度が向上したことを紹介した。

DS DRIVE ASSIST: Drive or be driven
プロダクトバリュー
ディメンション
フロントビュー
サイドビュー
ダッシュボード
リトラクタブルドアハンドル
DS マトリクスLEDビジョン
DS ドライブアシスト
プラットフォーム
パワートレーン
アクティブセーフティブレーキを備えたDS 3 クロスバックはEURO NCAPで5つ星の評価を獲得
Be Chic
So Chic
Grand Chic
ボディカラーは8色の設定
ルーフカラーは3色を用意
日本で選べるボディカラーとルーフカラーの組み合わせは35通り
3グレードの価格

 なお、7月20日~8月4日に東京 二子玉川の蔦屋家電でDS 3 クロスバックの体感イベントが開催される。詳しくは特設サイトをご確認いただきたい。