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DS、新コンパクトSUV「DS 3 クロスバック」を正式発売。299万円から
直列3気筒1.2リッターターボエンジン搭載でWLTCモード燃費は15.9km/L
2019年6月26日 19:13
- 2019年6月26日 発売
- 299万円~404万円
DS Automobiles(プジョー・シトロエン・ジャポン)は6月26日、コンパクトラグジュアリーSUV「DS 3 クロスバック」を正式発売した。価格は299万円~404万円。ステアリング位置は右のみの設定。
DS 3 クロスバックとしては、今夏の国内導入を記念した限定車「DS 3 クロスバック La Premiere(クロスバック ラ・プルミエール)」のオンライン予約受付を4月15日から開始していたが、今回カタログモデルとして正式に発売されることとなった。
モデル | エンジン | 変速機 | 駆動方式 | 価格 |
---|---|---|---|---|
DS 3 クロスバック Be Chic | 直列3気筒1.2リッターターボ | 8速AT | 2WD(FF) | 2,990,000円 |
DS 3 クロスバック So Chic | 3,570,000円 | |||
DS 3 クロスバック Grand Chic | 4,040,000円 |
DS 3 クロスバックは5ドアハッチバックのSUVボディを備え、直列3気筒 1.2リッター“PureTech”ターボエンジンと8速ATを組み合わせるモデル。
ボディサイズは4120×1790×1550mm(全長×全幅×全高)、ホイールベースは2560mm。エクステリアではフロントセクションのDSウイングをはじめ、格納式のリトラクタブルドアハンドル、タイヤがしっかりと路面を捕らえるようなスタンスを表現した前後フェンダー、前後ドアの間にあるBピラーのシャークフィンなどを特徴とする。
プラットフォームには企画設計段階からCO 2 の削減、軽量化、高剛性化、効率的な音響、ノイズと振動の軽減、レベル2以上の先進運転支援機能の搭載などを見据えて開発が行なわれた新世代のコンパクト用プラットフォーム「CMP(Common Modular Platform)」を採用。DS 3 クロスバック用としては22mにわたる構造用接着剤の採用により旧プラットフォーム「PF1」比で30%の剛性向上を実現するとともに、クリップによるパーツ固定の代わりにビス止めの比率を10%高めてノイズを軽減。また、各素材表面のノイズリダクションコーティングによるキャビンスペースの静音化などが行なわれたという。
インテリアではブロンズカラーのファブリックをインストルメントパネルに採用するとともに、ダイヤモンドパターンのスイッチとクロームのベゼル、タッチスクリーン、ヘッドアップディスプレイなどを装備。Grand Chicにはダイヤモンドステッチが印象的なバサルトブラックレザーシートを、So Chicにはインストルメントパネルと同様の色調であるブロンズファブリックシートがコーディネートされる。
運転支援機能については、任意のレーンポジションをキープしながらアクティブクルーズコントロールと統合制御する「DS ドライブアシスト」、前走車や対向車の位置や距離を解析して自動制御する「DS マトリクスLEDビジョン」、キーの接近を検知してロック/アンロックを自動で行なう「プロキシミティスマートキー」、視線をそらすことなく情報を読み取れるヘッドアップディスプレイ、アクティブセーフティブレーキ、アクティブブラインドスポットモニターなど多数の先進機能を装備した。