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マクラーレン、アルティメットシリーズの最新オープントップ公開を予告。2020年後半に発売

限定399台。価格は「セナ」と「スピードテール」の中間

2019年8月19日(現地時間)発表

「アルティメットシリーズ」の最新モデル(デザインスケッチ)

 英マクラーレン・オートモーティブは8月19日(現地時間)、マクラーレンの最上級クラス「アルティメットシリーズ」の最新モデルをペブルビーチ・コンクールで公開すると発表。名称がまだ決定していない同モデルのデザインスケッチが合わせて公開された。

 この最新モデルは2シーターのロードスターモデルで、公道でも走れるマクラーレンの究極のサーキット仕様モデルとして開発された「セナ」、マクラーレン市販車史上初の“Hyper-GT”であり究極のロードカーに位置付けられる「スピードテール」といったモデルを有するアルティメットシリーズに属する。生産台数は399台に限定され、公道走行の楽しさを徹底的に追求したという。車体構造にはカーボンファイバーを用い、同社がこれまで製造したモデルの中でも最も軽量であることをうたっており、パワートレーンにはセナで採用されるV型8気筒4.0リッターツインターボエンジンをベースにしているとのこと。

 今回の発表について、マクラーレン・オートモーティブ CEOのマイク・フルーウィット氏は「マクラーレン・オートモーティブでは、ロードカーでもサーキットカーでも、もっとも純粋で、もっともクルマとの一体感を感じられるドライビング・エクスペリエンスを提供するために、絶えず限界に挑戦しています。当社の現在の2つのアルティメットシリーズのモデルであるセナとスピードテールは、独特の、類を見ないドライビング・エクスペリエンスを提供しています。アルティメットシリーズに新たに加わることになった、オープン・コックピットのロードスターは、公道でのドライビングの楽しみを新たなレベルに引き上げるでしょう」とコメントしている。

 なお、同モデルは2020年後半に発売することを予告しており、価格はセナ(75万ポンド)とスピードテール(210万ポンド)の中間に設定されるとのこと。日本での販売価格は未定としている。