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三重交通、「2019 サーキットエクスプレス」の予約が2018年最終予約人数レベルに

土曜日は6台から10台に、日曜日は12台から17台に増車

2019年9月5日 発表

JR名古屋駅と鈴鹿サーキット(三重県鈴鹿市)を往復する「2019 サーキットエクスプレス」の予約人数が2018年実績に到達

 三重交通は、8月28日10時から同社Webサイトの特設ページで乗車予約の受け付けを開始した「2019 サーキットエクスプレス」の予約状況の一部を発表した。

 2019 サーキットエクスプレスは「2019 FIA F1世界選手権シリーズ 第17戦 日本グランプリレース」の開催に合わせ、10月12日~13日にJR名古屋駅と鈴鹿サーキット(三重県鈴鹿市)を往復する高速直通バス。料金は片道3000円/人、往復5000円/人(同一日に限る)。現地での当日チケット販売は空席がある場合のみ行なわれる。

 予約の受け付け開始から約1週間で、予選が行なわれる10月12日は、JR名古屋駅を8時に出発する「名古屋1便」が定員200人に対して予約数124人、同9時出発の「名古屋2便」が定員200人に対して予約数144人となっている。

 決勝レースが行なわれる10月13日は、JR名古屋駅を8時に出発する「名古屋1便」が定員280人に対して予約数204人、同9時出発の「名古屋2便」が定員240人に対して予約数186人、同10時出発の「名古屋3便」が定員160人に対して予約数95人となっている。

ホンダエンジン搭載チームの活躍により、F1日本グランプリは来場者数の大幅増加が予想されている。サーキットエクスプレスもバスの運行台数を増やして対応

 三重交通ではサーキットエクスプレスの認知度が高まって利用者数が右肩上がりになっていることに加え、今シーズンはF1でホンダエンジン搭載チームが大きく躍進していることから鈴鹿サーキットでの日本グランプリが大きく注目され、これまで以上に利用者数が増えると予測。実際に今回発表の乗車予約人数は、2018年開催時の最終予約人数とほぼ同レベルになっているという。

 これを受け、バスの運行台数を10月12日は2018年の6台から10台に、10月13日は同12台から17台にそれぞれ増車する計画だが、近年の慢性的な運転士不足に加え、リニア新幹線開発に関連してJR名古屋駅前で行なわれている工事の影響で乗車スペースが制限されていることもあり、さらなる増車は難しくなっているという。このため、便によっては予約段階での売り切れも想定され、利用を予定している人は早めに乗車予約するよう三重交通は呼びかけている。