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トヨタ、「カムリ」を一部改良。4WDモデル「E-Four」搭載車を設定

ディスプレイオーディオと車載通信機を標準装備

2019年10月1日 発売

345万6000円~464万8000円

G(E-Four)

 トヨタ自動車は9月30日、「カムリ」を一部改良して10月1日に発売すると発表した。また、一部改良に合わせて電気式4WDシステム「E-Four」搭載車が全グレードに設定されて12月16日に発売される。価格は345万6000円~464万8000円。

 これまでの2WD(FF)モデルのラインアップに加えて、全グレードに電気式4WDシステム「E-Four」搭載車を設定して、積雪エリアなどさまざまな路面状況で走りを楽しめるようにした。

全グレードに「E-Four」搭載車を設定

カムリ一部改良モデル

WS“レザーパッケージ”(2WD)<オプション装着車>
WS(E-Four)<オプション装着車>
モデルハイブリッドシステム駆動方式価格(消費税10%込み)
WS直列4気筒 2.5リッターエンジン「A25A-FXS」+リダクション機構付のTHS II2WD(FF)3,871,000円
4WD(E-Four)4,069,000円
WS“レザーパッケージ”2WD(FF)4,450,000円
4WD(E-Four)4,648,000円
G2WD(FF)3,728,000円
4WD(E-Four)3,926,000円
G“レザーパッケージ”2WD(FF)4,334,000円
4WD(E-Four)4,532,000円
X2WD(FF)3,456,000円
4WD(E-Four)3,654,000円

 今回の一部改良では、ディスプレイオーディオやDCM(Data Communication Module:車載通信機)を標準装備して、スマートフォンと機能を連携するとともに、すべてのユーザーがコネクティッドサービスを利用できるようにした。

ディスプレイオーディオ(WS“レザーパッケージ”)

 具体的には、「SmartDeviceLink」に対応するナビアプリや、音楽・ラジオアプリなどをディスプレイオーディオ上に表示して操作可能とし、LINE カーナビでは、音声認識で目的地設定やLINEのメッセージ送受信、音楽再生などが可能。また、Apple CarPlay、Android Autoについても利用可能とした。(TVとセットオプションで契約時にT-Connect契約が必要)。

センタークラスターパネル一体型8インチディスプレイオーディオ(Xを除いて標準装備)
8インチディスプレイオーディオ(Xに標準装備)
WS(E-Four)
X(2WD)

 なお、従来のナビゲーション操作など使い慣れた機能を利用したいユーザー向けに、エントリーナビキットやT-Connectナビキットを用意。多様なニーズにも対応した。

 安全装備では、「ブラインドスポットモニター」を装備して車線変更時の後方確認をアシスト。「リアクロストラフィックオートブレーキ(パーキングサポートブレーキ[後方接近車両])」を標準装備して、駐車場での車両後退時に左右後方から接近する車両を検知し、衝突の可能性がある場合、ブレーキを制御する。