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トヨタ、TNGA新エンジン「ダイナミックフォースエンジン2.5」搭載の新型ハイブリッドセダン「カムリ」
最大熱効率41%の新エンジンなど採用でJC08モード燃費33.4km/L
2017年7月10日 15:32
- 2017年7月10日 発売
- 329万4000円~419万5800円
トヨタ自動車は7月10日、ハイブリッドセダンの新型「カムリ」を発売した。価格は329万4000円~419万5800円。新型カムリは、最大熱効率41%のTNGA(Toyota New Global Architecture)新エンジン「ダイナミックフォースエンジン2.5」などを採用して燃費性能はJC08モード燃費33.4km/Lを実現する。
モデル | ハイブリッドシステム | 駆動方式 | 価格 |
---|---|---|---|
X | 直列4気筒 2.5リッターエンジン+リダクション機構付のTHSⅡ | 2WD(FF) | 3,294,000円 |
G | 3,499,200円 | ||
G“レザーパッケージ” | 4,195,800円 |
新型カムリは、最高出力131kW(178PS)/5700rpm、最大トルク221Nm(22.5kgm)/3600-5200rpmを発生する2.5リッターエンジンを搭載し、最高出力88kW(120PS)、最大トルク202Nm(20.6kgm)を発生するモーターを組み合わせて、システム全体で155kW(211PS)を発生。JC08モード燃費は33.4km/Lを実現する。
エクステリアは、TNGAに基づきエンジンおよび乗員レイアウトを下げることで、低重心シルエットを実現。「Bi-Beam LEDヘッドランプ」の採用などトヨタ独自のフロント表情「キーンルック」を進化させた。
インテリアは、TNGAに基づいた部品の小型化やレイアウトの見直しでインストルメントパネルの厚みを抑えたほか、エンジンフード、カウル、ベルトラインを下げ、視界をよくするなど、新しいパッケージを採用。カーナビゲーション、カラーヘッドアップディスプレイ、マルチインフォメーションディスプレイの相互リンクによる情報表示により、ドライバーの操作動線と視線移動を最適化することで、運転に集中できるコックピットを実現させたとしている。
走行性能では、ボディ骨格部に「環状骨格構造」を採用するとともに、フロントに新開発のマクファーソンストラット式、リアにダブルウィッシュボーン式を採用したサスペンション、ラック平行式電動パワーステアリングや新開発のステアリングコラムにより、操舵感を向上させたとしている。
安全装備では、衝突回避支援パッケージ「Toyota Safety Sense P」を全車に標準装備するとともに、後退時の死角に左右後方から接近してくる車両を検知し自動的にブレーキ制御を行なう「リヤクロストラフィックオートブレーキ」機能をトヨタブランドとして初採用した。
ボディカラーは「プラチナホワイトパールマイカ」「エモーショナルレッド」「アティチュードブラックマイカ」「シルバーメタリック」「スティールブロンドメタリック」「グラファイトメタリック」「ダークブルーマイカメタリック」の計7色を用意する。
なお、全国のトヨペット店、トヨタカローラ店、ネッツ店(東京地区は東京トヨタでも販売)を通じて販売される。