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ダンロップ、タイヤ点検の重要性を啓蒙する「全国タイヤ安全点検」レポート
千葉では7代目“うたのおにいさん”が登場する「こども交通安全教室」同時開催
2019年10月7日 13:22
- 2019年10月5日 開催
ダンロップ(住友ゴム工業)は10月5日、千葉県千葉市の花見川緑地交通公園で「DUNLOP 全国タイヤ安全点検」を行なった。
DUNLOP 全国タイヤ安全点検は2008年から毎年春と秋の年2回、全国の道の駅やショッピングセンターの駐車場などでタイヤの点検を行ない、定期的なタイヤの点検、整備の必要性について啓発しているイベント。今回行なわれた秋の回では一時的に会場を10か所に集中させ、千葉県会場の花見川緑地交通公園では初めての試みとして「ダンロップ こども交通安全教室」も開催された。来春の開催時には再度全国都道府県に広げて開催する予定としている。
開会のあいさつには、住友ゴム工業 執行役員 タイヤ国内リプレイス営業本部長 増田栄一氏が登壇。全国タイヤ安全点検は長期に渡り続いているイベントで、2008年から始まって12年で22回目になったことを報告し、近年はガソリンスタンドが減少傾向にあり、セルフスタンドの割合が多くなっていることを説明。ドライバーがタイヤをチェックする機会が減ってきているため、タイヤ摩耗を原因とした事故やJAF出動回数が増加傾向となっており、点検活動の重要性が増していることをアピール。ダンロップではブランドメッセージの「事故のない毎日をつくりたい。」を掲げており、安全安心な毎日が送れるように、小さな子供たちも交通ルールを理解してもらえるよう、今後も啓蒙活動を続けていきたいと語った。
ダンロップ こども交通安全教室では、「おかあさんといっしょ」でおなじみの、7代目(1985年~1993年)うたのおにいさん 坂田おさむさんと、娘のめぐみさんが登場し、「ありがとうの花」や「ヤッホ・ホー」の歌を披露。来場した子供たちに「○/×」のパネルを渡し、簡単な交通ルールのクイズに答えてもらうなどで盛り上がった。最後に参加者には坂田さんからプレゼントが手渡された。
当日は筆者のクルマに装着しているタイヤも点検してもらった。自分でもそろそろ交換時期であることは把握していて、次の車検までには要交換だなと思っていたのだが、点検でもやはり「早めに交換してください」との指摘。タイヤローテーションを毎年冬タイヤとの交換時に行なっているためか、残溝は4本ともそろって2.8mmという計測結果。ちなみに「スリップサイン」と呼ばれる限界は1.6mmで現れる。
空気圧もわりとマメにチェックしているつもりだったが、やや少なめまで減ってしまっていて、その場で適正値まで補充してくれた。春と秋、季節の変わり目では空気圧が変わりやすい。点検後の首都高速走行時にはコーナリングも安定し、「もう少しこのタイヤで行けるかも……」などと勘違いしてしまいそうだったが、安全に関わるタイヤ交換はケチらず早めに対処しておきい。
この車種は205/45R16というタイヤサイズで、やや特殊なのかなかなか用意されておらず、いつも交換時にタイヤチョイスで難航するのだが、ありがたいことにスポーツタイヤのダンロップ「DIREZZA DZ102」ではしっかりラインアップしてくれている。次のタイヤの最有力候補だ。