ダンロップ、13インチ～18インチのオールシーズンタイヤ「ALL SEASON MAXX AS1」

“急な雪にも慌てない長持ち夏タイヤ”「ALL SEASON MAXX AS1（オールシーズン マックス エーエスワン）」

　ダンロップ（住友ゴム工業）は、ドライ路面、ウェット路面に加えて雪道でも走行可能なオールシーズンタイヤ「ALL SEASON MAXX AS1（オールシーズン マックス エーエスワン）」を10月1日から発売する。発売サイズは155/70R13 75H～225/45R18 95Hの計21サイズで、価格はオープンプライス。

　オールシーズン マックス AS1は、常温で夏タイヤと同程度の硬さを持たせながら、低温下でも硬くなりにくい新開発の「超マルチコンパウンド」を採用することで、ドライ路面、ウェット路面から雪道まで、さまざまな路面でグリップ力を発揮。また、センター部に横方向の溝「スイッチ グルーブ」を設け、溝の交差ポイントを増やして雪をしっかり踏み固めることで、雪上での力強いトラクション性能、ブレーキ性能を実現。雪上ブレーキ性能は夏タイヤ「エナセーブ EC204」に対して49％向上させた。なお、このタイヤにはスノーフレークマークが刻印されており、高速道路の冬用タイヤ規制でも走行できる。

　加えて、「幅広センターリブ」の採用によりドライ路面を正確に捉え、夏タイヤと同等の操縦安定性を実現。水膜をタイヤ側面に効率よく排水して侵入を防ぐ「Vシェイプ主溝」と排水容量を確保する深溝構造を採用することで、エナセーブ EC204と比べてウェットブレーキ性能を10％向上させた。

　さらに、ブロックを細分化するなど、トレッドパターンの工夫によりエナセーブ EC204に近い静粛性（パターンノイズ）を実現。ブロックを支え合う配置にすることでパターン剛性を確保して、エナセーブ EC204以上のロングライフ（スリップサイン露出まで）も実現させた。