ニュース
ホンダ、クロスオーバースタイルの「クロスター」追加など「フリード」マイチェン
機能を高めた「ホンダ センシング」を全車標準装備に
2019年10月18日 11:30
- 2019年10月18日 発売
- フリード:199万7600円~301万8400円
- フリード+:218万2400円~304万400円
- フリード サイドリフトアップシート車:254万4600円~282万4900円
- フリード+ 車いす仕様車:260万1000円~288万1400円
本田技研工業は10月18日、コンパクトミニバン「フリード」「フリード+」をマイナーチェンジして発売した。価格はフリードが199万7600円~301万8400円、フリード+が218万2400円~304万400円。
今回のマイナーチェンジでは内外装のデザインを変更し、3列シート車であるフリードと2列シート車であるフリード+のそれぞれに、クロスオーバースタイルの外観を与えた新グレード「CROSSTAR(クロスター)」を設定している。
フリード
モデル | 乗車定員 | エンジン | 変速機 | 駆動方式 | 価格 | WLTCモード燃費 |
---|---|---|---|---|---|---|
HYBRID CROSSTAR Honda SENSING | 6 | 直列4気筒DOHC 1.5リッター+スポーツハイブリッド i-DCD | 7速DCT | 2WD(FF) | 2,781,900円 | 20.8km/L |
4WD | 3,018,400円 | 19.8km/L | ||||
HYBRID G Honda SENSING | 7 | 2WD(FF) | 2,583,900円 | 20.8km/L | ||
6 | 2,561,900円 | 20.8km/L | ||||
4WD | 2,798,400円 | 19.8km/L | ||||
CROSSTAR Honda SENSING | 直列4気筒DOHC 1.5リッター直噴 | CVT | 2WD(FF) | 2,380,400円 | 17.0km/L | |
4WD | 2,616,900円 | 15.6km/L | ||||
G Honda SENSING | 7 | 2WD(FF) | 2,182,400円 | 17.0km/L | ||
6 | 2,160,400円 | 17.0km/L | ||||
7 | 4WD | 2,418,900円 | 15.6km/L | |||
6 | 2,396,900円 | 15.6km/L | ||||
B Honda SENSING | 2WD(FF) | 1,997,600円 | 17.0km/L |
フリード+
モデル | 乗車定員 | エンジン | 変速機 | 駆動方式 | 価格 | WLTCモード燃費 |
---|---|---|---|---|---|---|
HYBRID CROSSTAR Honda SENSING | 5 | 直列4気筒DOHC 1.5リッター+スポーツハイブリッド i-DCD | 7速DCT | 2WD(FF) | 2,803,900円 | 20.8km/L |
4WD | 3,040,400円 | 19.8km/L | ||||
HYBRID G Honda SENSING | 2WD(FF) | 2,583,900円 | 20.8km/L | |||
4WD | 2,820,400円 | 19.8km/L | ||||
CROSSTAR Honda SENSING | 直列4気筒DOHC 1.5リッター直噴 | CVT | 2WD(FF) | 2,402,400円 | 17.0km/L | |
4WD | 2,638,900円 | 15.6km/L | ||||
G Honda SENSING | 2WD(FF) | 2,182,400円 | 17.0km/L | |||
4WD | 2,418,900円 | 15.6km/L |
外観ではフリードらしい「親しみやすさ」をキープしながら、ボンネットやフロントグリル、バンパーなどを形状変更して精悍さや落ち着き感を強調。アルミホイールも従来ブラック塗装としていた部分をダークグレーに変更して洗練されたエクステリアとした。
また、新設定のクロスターでは専用デザインのフロントグリルと前後バンパー、アルミホイールを採用。ドアアウターハンドルやドアミラーがシルバー塗装となり、サイドシルガーニッシュは前後バンパーと合わせてブラックに変更。専用装備のルーフレールも追加され、遊び心や力強さが表現されている。
ボディカラーには新色の「シーグラスブルー・パール」と「プレミアムクリスタルオレンジ・メタリックII」(5万5000円高)の2色が追加され、全9色のラインアップとなる。
インテリアもノーマルモデルとクロスターで差別化。ノーマルモデルのインテリアでは、一部グレードで木目調パネルに洗練されたウォールナット調のデザインを採用。シート表皮も刷新してくつろぎ感や心地よさを高めている。
クロスターではインパネ加飾に専用のプライウッド調パネルを採用。専用コンビシートのシート表皮には汚れが目立ちにくいデジタル柄を採用し、アウトドアレジャーが持つ非日常感を表現する。
パワートレーンではピストン摺動部の平滑性向上やカムチェーンの摩擦係数の低減などによってフリクションを低減。カムシャフト中空径の拡大による軽量化、冷却性能の向上によるノッキング抑制などを行ない、ハイブリッドモデルではナトリウム封入中空エキゾーストバルブの採用、インテークポートの高流動化による燃焼改善などのリファインを図り、実際の走行シーンに近い領域での燃費性能を向上させている。
また、7速DCTやCVTの制御に、下り坂やコーナーなどの状況に応じてシフトダウンなどを行ない、エンジンブレーキを有効活用できる「ステップダウンシフト制御」を採用。パワーステアリングの制御も見直し、コーナーリング中の旋回速度が高くなるとアシストを抑制してステアリングの操作感を重くするといった新たな制御を採り入れ、市街地での軽快感と高速走行時の安定感を両立させている。
マイナーチェンジで全車標準装備となったホンダの安全運転支援システム「Honda SENSING(ホンダ センシング)」では、車両後方のセンサーで障害物などを検知し、停車中から10km/h以下の低速後退時の急発進を抑制する「後方誤発進抑制機能」を追加。また、「ACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)」をバージョンアップして、前方を走るクルマが車線変更などを行なって走行レーンが空いたとき、設定速度まで自動加速する際のフィーリングを改良。ドライバーによる運転に近いスムーズな加速としている。
このほか、フリードに用意される「サイドリフトアップシート車」、フリード+に用意される「車いす仕様車」といった福祉車両もベース車に準拠した改良が行なわれている。価格はフリード サイドリフトアップシート車が254万4600円~282万4900円、フリード+ 車いす仕様車が260万1000円~288万1400円。
フリード 福祉車両
モデル | 乗車定員 | エンジン | 変速機 | 駆動方式 | 価格 |
---|---|---|---|---|---|
HYBRID G Honda SENSING サイドリフトアップシート車 | 4 | 直列4気筒DOHC 1.5リッター+スポーツハイブリッド i-DCD | 7速DCT | 2WD(FF) | 2,824,900円 |
G Honda SENSING 助手席リフトアップシート車 | 6 | 直列4気筒DOHC 1.5リッター直噴 | CVT | 2,564,600円 | |
G Honda SENSING サイドリフトアップシート車 | 4 | 2,544,600円 | |||
4WD | 2,728,200円 |
フリード+ 福祉車両
モデル | 乗車定員 | エンジン | 変速機 | 駆動方式 | 価格 |
---|---|---|---|---|---|
HYBRID G Honda SENSING 車いす仕様車 | 5(車いす乗車時は6人乗り) | 直列4気筒DOHC 1.5リッター+スポーツハイブリッド i-DCD | 7速DCT | 2WD(FF) | 2,881,400円 |
G Honda SENSING 車いす仕様車 | 直列4気筒DOHC 1.5リッター直噴 | CVT | 2,601,000円 |