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ナビタイムジャパン「カーナビタイム」、ダイハツの新型コンパクトSUV「ロッキー」に採用のSDL対応車載機で利用可能に

2019年11月6日 発表

「カーナビタイム」がダイハツ車に標準搭載されたSDL対応車載ディスプレイで利用可能に

 ナビタイムジャパンは11月6日、ダイハツ工業の提供する車載機との連携を開始したことを発表。11月5日に発売されたダイハツの新型コンパクトSUV「ロッキー」をはじめとしたダイハツ車に標準搭載されたSDL対応車載ディスプレイで、カーナビアプリ「カーナビタイム」が利用可能となった。

 カーナビタイムは、端末内に地図を保持することでオフラインでも使えるスマートフォン向けのカーナビアプリ。VICSによるリアルタイムの渋滞情報や独自のノウハウを活かし、渋滞を考慮したルートを案内するほか、車種情報を登録することで、車高や車幅を考慮したルート提示もできる。

 SDLに対応するカーナビタイムは10月から提供を開始しており、SDL対応車載機との連携はトヨタ自動車に続いて2社目となる。

 ナビタイムジャパンでは、2017年10月にSDLを管理する非営利団体「スマートデバイスリンクコンソーシアム」に加盟して以来、車載ディスプレイ上でスマートフォンカーナビアプリの操作性を高めるために研究開発を実施。2018年9月から「Apple CarPlay」に対応し、その後のOSアップデートに合わせ、交差点やジャンクションの案内画像表示などにも対応した。

 今後、カーナビタイムと車載機器を連携させることで車両から取得できる車速などの情報をスマホアプリで活用することも検討しているといい、例えばトンネル内といったGPSを取得できない場所でもより正確なナビゲーションが可能になるなど、ナビゲーション技術やサービスのさらなる向上が期待されるとのこと。

ダイハツ工業の新型コンパクトSUV「ロッキー」