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ホンダ、シカゴオートショーで「シビック TYPE R 2020モデル」公開。変更点が徐々に明らかに

スタイルの修正、ハンドリングとブレーキの改善、エンジン冷却の改善など実施

2020年2月6日(現地時間)発表

ブーストブルーカラーの「シビック TYPE R 2020モデル」

 本田技研工業は2月6日(現地時間)、2020年 シカゴオートショー(2月8日~17日開催)で「シビック TYPE R 2020モデル」を公開すると発表した。同モデルは日本では今夏に発売される予定。

 シビック TYPE R 2020モデルは1月に行なわれた東京オートサロン 2020で初公開。オートサロンでは詳細が伏せられたが、米国仕様の2020モデルではスタイルの修正、ハンドリングとブレーキの改善、エンジン冷却の改善などが行なわれるとともに、安全運転支援システム「Honda SENSING(ホンダ センシング)」が採用されるという。

 具体的には、新しい2ピースブレーキローターとブレーキパッドを採用し、フェードを軽減して高速時のブレーキ効率を向上させるように設計。また、乗り心地の改善を目的にした最新のダンパーや、エンジンを冷却するため新デザインのグリルを採用した。

 インテリアではアルカンターラ巻きのステアリングホイール、ショートストロークシフトノブを装着したほか、コンフォート、スポーツ、スポーツ+Rから選択可能なドライブモードを採用しており、モードによってサスペンションの硬さ、ステアリングの重さ、スロットルレスポンスが変更されるとのこと。

 一方、パワートレーンは最高出力306HP、最大トルク295lb-ftを発生する直列4気筒2.0リッター直噴ターボエンジンに6速MTが組み合わせられる。2020モデルでは新たにドライブモードに合わせてインテリアサウンドを変更する「アクティブサウンドコントロール」も採用した。

 なお、米国仕様の2020モデルの詳細については、今冬に発売される際にアナウンスするとしている。