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アウディ、ジュネーブショー 2020で新型「A3 スポーツバック」世界初公開
特徴は「クワトロシステム」「プログレッシブステアリング」「アダプティブサスペンション」
2020年2月11日 13:00
- 2020年2月7日（現地時間）発表
独アウディは2月7日（現地時間）、3月5日～15日に一般公開が行なわれるジュネーブモーターショー 2020において、新型「A3 スポーツバック」を世界初公開すると発表した。
第4世代となる新型A3の特徴としては、4WDの「クワトロシステム」、操舵量に応じてギヤレシオが変わる「プログレッシブステアリング」、俊敏性とコンフォート性能を兼ね備えた「アダプティブサスペンション」の3点を挙げる。
新型A3のクワトロシステムでは電子トルク配分制御の調整を特別に行ない、アウディドライブセレクト ダイナミックハンドリングシステムに統合。サスペンションセンサーのデータから運転状態や道路状況、運転スタイルを検出し、コントロールユニットはこのデータを基に最適なトルク配分を行なうという。また、通常の運転操作中、エンジン動力の大部分は前輪に伝達されるが、アクセルをOFFにしたりフロントタイヤがトラクションを失ったりすると駆動トルクは後輪に即座に伝達（最大100％）されるギミックを備える。
なお、高速走行でコーナリングする際、内側のホイールにわずかにブレーキをかけて旋回性能を高めるトルクベクタリングも備わっている。
一方、「プログレッシブステアリング」では操舵量に応じてギヤレシオが変わる仕様で、都市部、ワインディング、高速道路などそれぞれのロケーションで最適なステアリングフィールを提供。ロック・トゥ・ロックは2.5回転としている。
また、「アダプティブサスペンション」のコントロールユニットは信号をミリ秒単位で処理し、各ダンパーを道路の状態、運転状況などに応じて最適化。ダンパーには電磁的に作動するバルブを採用しており、迅速にダンパー特性の調整を行なうという。
