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トヨタ、新型「クラウン」計2万579台をリコール。RS仕様車の黒色モールディングが脱落するおそれ

2020年2月12日 発表

新型「クラウン」計2万579台をリコール

 トヨタ自動車は2月12日、新型「クラウン」のRS仕様車で採用する黒色モールディングが脱落するおそれがあるとして、計2万579台のリコールを国土交通省に届け出た。対象車両の製作期間は2018年8月20日~2019年2月18日。

 不具合は、後席ドア後部のクォータウィンドウガラスのモールディングにおいて、ガラスに接着するための下塗り剤(プライマー)の選定が不適切なため、温度変化の繰り返しによりモールディングに応力が生じて接着部が剥がれることがある。そのため浮きや異音が発生し、最悪の場合はモールディングが脱落するおそれがあるという。

 改善措置として、全車両でモールディング接着の下塗り剤を対策品に変更したクォータウィンドウガラスと交換する。不具合件数は52件で事故は発生していない。

改善箇所説明図