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FIA GTチャンピオンシップ2020、ワールドツアー第1戦で日本代表の宮園拓真選手がネイションズカップ初優勝

決勝レースで3ストップ作戦。0.029秒差で勝利

2020年2月16日(現地時間) 開催

日本代表として出場した宮園拓真選手

 ソニー・インタラクティブエンタテインメントが2月15日~16日(現地時間)にオーストラリア・シドニーで開催した「FIA グランツーリスモ チャンピオンシップ 2020 ワールドツアー第1戦 in シドニー」で、日本代表として出場した宮園拓真選手が個人対抗戦となる「ネイションズカップ」で初優勝を果たした。

 FIA グランツーリスモ チャンピオンシップ 2020 ワールドツアーは、PlayStation 4用ソフトウェア「グランツーリスモSPORT」を使用したリアルイベント。第1戦 in シドニーのネイションズカップには、ヨーロッパ、北アメリカ、南アメリカ、アジアなど世界各地から最速のグランツーリスモプレイヤー24人が参加した。

第1戦 in シドニーのネイションズカップには、ヨーロッパ、北アメリカ、南アメリカ、アジアなど世界各地から最速のグランツーリスモプレイヤー24人が参加

 ネイションズカップ決勝の周回数は30周。コースは「ドラゴントレイル シーサイド」とマシンは「Red Bull X2019 Competition」という組み合わせ。ソフト・ミディアム・ハード全てのタイヤの使用が義務付けられており、給油も必須となる長丁場のレース。

 2019年シーズン最終戦ワールドファイナルのネイションズカップで3位を獲得した宮園選手は、決勝レースを4番手のポジションでスタート。他の選手がタイヤ選択をソフト・ミディアム・ハードを使い分ける2ストップ作戦をとる中、宮園選手はハードタイヤを1周で履き捨て、ミディアムタイヤで8周を走り、その後ソフトタイヤを2度選択する3ストップ作戦をとる。

 ソフトタイヤに履き替えてからの宮園選手は、上位陣のはるか後方から立て続けに1分19秒台を出すなどアタックを続け、30周を走行したゴールでは2位の選手とわずか0.029秒という激戦で勝利した。

ゴールの瞬間

 宮園選手はワールドツアーのネイションズカップで初優勝。2位はコディー・ラトコフスキ選手(オーストラリア)、3位にジョナサン・ウォン選手(香港)となった。

2位のコディー・ラトコフスキ選手(左)、優勝した宮園選手(中)、3位のジョナサン・ウォン選手(右)

 なお、ネイションズカップの決勝レースや2月15日に行なわれたマニュファクチャラーシリーズの決勝レースは「グランツーリスモ」オフィシャルサイト内特設ページで公開されている。

[日本語] 2020 ワールドツアー 1 | シドニー | ネイションズカップ