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モーガン、97%を一新した新型「PLUS Four」。BMW製2.0リッターターボ搭載

車重は約1tの軽量ボディに6速MTと8速ATの組み合わせ

2020年3月3日(現地時間) 発表

モーガンの新型2シーターオープンスポーツ「PLUS Four」

 モーガン モーター カンパニーは3月3日(現地時間)、新型2シーターオープンスポーツ「PLUS Four」を発表した。英国で同日から受注を開始しているが、日本での販売は現在未定。

 新しいPLUS Fourは、70年の歴史を持つ従来モデルから97%が新しくなった“革命的な進歩を遂げた車両”と表現され、2020年春の納車開始を予定する「PLUS Six」同様、新設計の接着アルミプラットフォームを用いた「CXジェネレーション」と呼ばれる基本骨格を採用する。

モーガン PLUS Four
基本骨格に接着アルミプラットフォームを用いた「CXジェネレーション」を採用。ボディサイズは3830×1650×1250mm(全長×全幅×全高)

 エンジンは従来型に搭載していたフォード製の直列4気筒 2.0リッター直噴エンジンから、BMW製の直列4気筒 2.0リッターツインパワー・ターボエンジンに変更。トランスミッションは6速MTと8速ATの2種類が用意され、6速MT車では最高出力190kw(255HP)/5500rpm、最大トルク350Nm/1000-5000rpm、8速AT車では最高出力190kw(255HP)/4400rpm、最大トルク400Nm/1000-4300rpmを発生する。

 車両重量は6速MT車が1013kg、8速AT車が1009kgで、0-100km/h加速は6速MT車が5.2秒、8速AT車が4.8秒となる。最高速はそれぞれ240km/h。

モーガン PLUS Fourは6速MTと8速ATを選択可能。約1tの車重と255HPを発生するBMW製エンジンの組み合わせで爽快な走りを実現する

 装備ではヘッドライトとリアコンビネーションランプがLED化され、ヘッドライトではオートマチックヘッドライトを採用。ABSやパワーステアリング、サンバイザー、ドアチェックストラップなども標準装備する。

 このほか、ボディカラーに合わせてシートやカーペットのレザー・ペイントを変更するオプションも用意され、オーディオシステムにはBluetooth接続機能も搭載するという。

ボディカラーに合わせてシートやカーペットのレザー・ペイントを変更するオプションも用意
オーディオシステムにはBluetooth接続も備える
6速MTのシフトノブ