イベントレポート

【ジュネーブショー 2019】BMW製直6エンジンを搭載する日独英3モデル

2019年3月5日~17日(現地時間) 開催

Palexpo

 スイス・ジュネーブで開催されている「ジュネーブショー 2019」(第89回ジュネーブ国際モーターショー)では、トヨタ自動車の新型「スープラ」、BMWの新型「Z4」、モーガンの新モデル「Plus Six」といった、BMW製直列6気筒エンジンを搭載する日独英の3モデルが登場した。

トヨタ新型「スープラ」
BMW新型「Z4」
モーガン「Plus Six」

 これまでにトヨタの新型スープラとBMWの新型Z4は、両社による共同開発が行なわれ、最高出力250kW/340HP、最大トルク500Nmを発生する直列6気筒エンジンを採用することが公表されている。

 今回のジュネーブショー 2019には英国のモーガンがBMWの直列6気筒ターボエンジンを搭載する新モデル「Plus Six」を出展。最高出力250kw(335BHP)/6500rpm、最大トルク500Nmを発生するエンジンにトランスミッションは8速ATを組み合わせた。パフォーマンスでは0-62mph4.2秒、最高速267km/hを実現するという。

 会場に展示されたスープラ、Z4、モーガン「Plus Six」のエンジンを見ると、BMWの刻印が入ったパーツが使用されているなど、エンジンの共通性を確認することができる。新型スープラと新型Z4、乾燥重量1075kgの軽量な車体を持つ「Plus Six」といった新たな兄弟関係が誕生した。

新型スープラ
新型スープラのエンジンレイアウト
新型スープラのコクピット
新型Z4
新型Z4のエンジンレイアウト
新型Z4のコクピット
モーガン「Plus Six」
モーガン「Plus Six」のエンジンレイアウト
モーガン「Plus Six」のコクピット

編集部:椿山和雄