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SUPER GT岡山テスト始まる。白いレッドブルNSXや新型スープラのGT500マシンが競演

YouTubeでラップタイムをリアルタイム配信

2020年3月14日~15日 開催

白いレッドブルNSX、16号車 MOTUL MUGEN NSX-GT

 3月14日、岡山国際サーキット(岡山県美作市)で2日間にわたるSUPER GTのテスト走行が始まった。本来このイベントは「ファン感謝デー」と同時に開催され、一般観覧も可能なものとなっていたが新型コロナウイルスの発生状況を鑑み、無観客として実施されている。

 2020年シーズン最初の大規模テスト走行となるため、GT500クラス各車、GT300クラス各車がタイムをチェックし、状況をチェックしながら走行を繰り返す。3月14日、15日ともに午前、午後の1セッション(各日2セッション)が用意されており、14日の第1セッションはウェット路面から始まり、徐々に路面が乾いていく状況。そのため、ラップタイムは徐々に上がっていった。

新型スープラ、36号車 au TOM'S GR Supra。フルカラーリングはまだのため、カーボン地が見える
セッション開始時の路面コンディションはウェット。徐々に乾いていった

 セッション1終了時の路面コンディションは、ライン上はほぼドライ。トップタイムは、GT500クラスが8号車 ARTA NSX-GT(野尻智紀選手) 1分19秒202、GT300クラスが88号車 JLOC LAMBORGHINI GT3(小暮卓史選手) 1分27秒086。ちなみに2019年第1戦岡山における予選のポールポジションは、GT500クラスが1分16秒602(23号車 MOTUL AUTECH GT-R)、GT300クラスが1分24秒889(55号車 ARTA NSX GT3)となっている。セッション2は14時開始が予定。

GT500クラスのトップは、8号車 ARTA NSX-GT
GT300クラスのトップは、88号車 JLOC LAMBORGHINI GT3

 2020年シーズンの見どころは、GT500クラスにおいてはすべての車両がクラス1規定に準拠したこと。トヨタは新型スープラ「GR Supra」を投入し、ホンダは駆動方式をFRへと変更した「NSX-GT」を投入。2020年シーズンの展開がどうなるかは楽しみなところだ。

 また、GT300クラスにおいてもJAF-GT仕様の新型スープラが52号車 SAITAMA TOYOPET GB GR Supraとして参戦。車両やカラーリングを変更したチームもあり、新鮮な風景となっている。

52号車 SAITAMA TOYOPET GB GR Supra。JAF-GT仕様のGT300
セーフティカーにも新型スープラが導入されていた

 このSUPER GT岡山テストのラップタイム画面を、SUPER GTを運営するGTAは公式YouTubeチャンネルで配信。セッションごと、クラスごとに別々のストリームで配信を行なっている。

YouTube/SUPER GT Official Channel

https://www.youtube.com/user/supergtmovie