ニュース

JBL、コンパクトなパワーアンプ「CLUB」モバイルアンプシリーズ

モノラルの「CLUB A600」、4チャンネルの「CLUB A754」

2020年5月中旬 発売

各2万5000円(税別)

モノラルパワーアンプの新製品「CLUB A600」

 JBL(ハーマンインターナショナル)は、モバイルアンプ「CLUB」シリーズの新商品として、モノラルパワーアンプの「CLUB A600」、4チャンネルパワーアンプの「CLUB A754」を5月中旬に発売する。価格はそれぞれ2万5000円(税別)。

 CLUBシリーズのモバイルアンプは、機能を厳選して絞り込んだスタンダード製品。JBL製品としての基本性能を備えつつ、CLUB A600は220×180×51.3mm(幅×奥行き×高さ)、CLUB A754は320×180×51.3mm(幅×奥行き×高さ)というコンパクトサイズを実現。軽自動車やコンパクトカーといった車載スペースに制限のある車種でも利用しやすくしている。

 どちらもスピーカーレベル入力とローレベル入力を備え、純正装着品から市販品まで多彩なヘッドユニットと組み合せ可能。また、ハイレベル信号やローレベル信号、DCオフセットを検出し、アンプからの予期しない電流の流出を防止する「ターンオンDCオフセット」機能も採用している。

 このほか、ファインチューニングを可能にする「可変式電子クロスオーバー」と「バスブースト・コントロール」を搭載。システムの正確なチューニングとパフォーマンスの発揮が可能となり、迫力ある中低音を楽しめる。

CLUB A600のサイズは220×180×51.3mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約2.40kg
4チャンネルパワーアンプ「CLUB A754」。サイズは320×180×51.3mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約3.06kg

 付属品として、CLUB A600にはサブウーファー制御用の有線リモコン「RBC」を同梱。運転席に座った状態でもサブウーファーの調整が可能で、車内のサウンドを環境に合わせてスピーディに変更できる。

 主な仕様は、CLUB A600が定格出力350W×1(4Ω)、最大出力600W×1(2Ω)で周波数特性は10-320Hz(-3dB)。CLUB A754が定格出力75W×4(4Ω)、最大出力100W×4(2Ω)、200W×2(x 2(Bridged 4Ω)で周波数特性は10-35kHz(-3dB)となっている。

CLUB A600とCLUB A754の主な仕様と価格