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横浜ゴム、小型トラック用オールシーズンタイヤ「LT752R」
経済性・ウェット性能・静粛性が向上
2020年4月2日 17:36
- 2020年4月13日から順次発売
- オープンプライス
横浜ゴムは、小型トラック用オールシーズンタイヤ「LT752R（エルティー・ナナゴーニー・アール）」を4月13日から順次発売する。サイズは195/75R15 109/107N～205/70R17.5 115/113Nの10サイズで、価格はオープンプライス。
LT752Rは、トラック・バス用タイヤで培ったトレッドパターン技術を小型トラック用に最適化して採用。摩耗寿命の向上や転がり抵抗の低減といった経済性と、ウェット性能向上による安全性を高いレベルで両立させることを目指しながらも、さらに静粛性も従来品「TY285」に対して向上した製品。
トレッド面は、互い違いにブロックを配置した千鳥ブロックレイアウト、「Z」型のブロックを交差配置したセンター「Z」ブロックにより、ヒール＆トウ摩耗を抑制。さらに各ブロックの面積を最適化することで接地圧を均一化し、耐摩耗、耐偏摩耗性能および静粛性が向上。センター部に配置した2本のワイドセンターグルーブが空荷の時でも高い排水性を発揮し、ウェット性能を高めている。また、ワイドセンターグルーブには新ストーンイジェクターを採用することで、ベルト構造部損傷の原因にもなる石噛みを防御する構造とした。
これらの技術を採用することで、従来品の「TY285」と比較して、耐摩耗性能が12%、ウェット制動性能が4%向上。さらに静粛性として通過騒音が4.4dB低減、転がり抵抗が2%低減している。石噛み性についても社内評価で改善効果を確認したとしている。
