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フォルクスワーゲンとフォルシア、マスクとガウンの生産開始。米国の医療機関へ提供

2020年4月3日(現地時間) 発表

フォルクスワーゲン オブ アメリカとフォルシアが共同で手術用マスクとガウンの製造を開始

 フォルクスワーゲンの米国現地法人フォルクスワーゲン オブ アメリカと自動車部品サプライヤーのフォルシアは、共同で手術用マスクとガウンの製造を開始。ニューヨーク市の「Javits Center」の臨時病院を含めた地域の病院へ寄付を行なったことを明らかにした。

 両社はフォルクスワーゲンのロジスティックスなどを活用しながら、フォルシアのメキシコにある工場を改造して、マスクとガウンなど個人用保護具の製造に共同で取り組んでいる。

 同プロジェクトは、フォルクスワーゲン内部のタスクフォースから始まり、フォルシアが生産ラインを変更することに名乗りを上げたという。フォルシアでは、さらに生産能力を向上させて、現在週に25万枚のマスクと5万枚のガウンの生産能力を見込むとしている。